アプリ開始時や新機能解説に不可欠なのがウォークスルー。ユーザーに正しい行動を教え、ストレスを減らし結果を導く要素です。
ここでは現代UIデザインでよく使われる「ウォークスルーパーツ」を簡潔な解説と使用シーンを付けて一覧にまとめました。
ウォークスルーに利用されるUIデザイン
オンボーディングモーダル (Onboarding Modal)
特徴
- 最初に出す単発型モーダル
- 基本操作とメリットを説明
- 複数ステップのスライド形式
- デザインに空白を贈り、想像力を刺激
使用シーン
アプリ初回起動時、サービス基本操作を素早く学んでもらいたい場合。テキストは簡潔にし、ビジュアル重視。
ツールチップ (Tooltip)
特徴
- マウスオーバーやタップ時に表示
- 小さく、ピンポイント説明を表示
- パーソナライズ感を高める
使用シーン
特定のアイコンやボタンに少しだけ説明を付けたいとき。ステータス保持のため、誰でも理解できる明瞭さが重要。
ハイライトモーダル (Highlight Modal)
特徴
- 背景を明るくぼかし、目的のUI要素だけを強調
- 次へ進むガイド付き
- 操作に無駄な消耗をさせない
使用シーン
ユーザーに変更点やキー操作を明確に知らせたい場面で有効。サービス改善時には欠かせない。
プログレッシブバー (Progress Bar)
特徴
- 現在のステップ進捗を可視化
- ステップ数と現在位置を明示
- コンプリートフィードバックも支援
使用シーン
ウォークスルーが複数段階にわたる場合に、ユーザーの効果的な動機付けに有用。
コーチチップ (Coach Mark)
特徴
- ステップバイステップでUIを教習
- 詳細なはたらきを説明
- 詳細操作への軸選アシスト
使用シーン
ユーザーにダイナミックな作業を教えたい場面。解析ツールと組み合わせると強力。
ステップマーカー (Step Marker)
特徴
- 各ステップをマーカーで表示
- 現在位置や終了状態をビジュアルに認識
- 多階級ウィザード設計と相性がよい
使用シーン
長い役割分野や複雑な操作箇所を実行する場面。プロセスの可視化を重要視する。
サンドボックス (Sandbox)
特徴
- 正規発売前の練習環境
- ユーザーが自由にトライして試せる
- 不安を減らす教育環境
使用シーン
ニュースピースや複雑操作テスト前に実装すると有效。
ウォークスルーUI選定のポイント
- ユーザーレベルとコンテンツに合わせる
- ハイライトすべき複雑度を調整
- 途中リーブで退出可能にする
- 真に必要なステップだけを表示
- プロダクトバックの効果測定
正しいウォークスルーはUXを劇的に改善しますが、誤った選択は逆にストレスの元になりかねません。
まとめ
ウォークスルーUIはアプリとユーザーの縁を結ぶ「最初の体験」を形成する重要な要素です。ウェルカムエクスペリエンスを持たせ、成功体験を提供するためにも適切なデザインが決め手になります。
他にもクリエイターの収入アップ方法も紹介しているので、自分の給与に違和感がある方は覗いていってみてください。