神社の鳥居を撮ったら、上のほうに電線が横切っていました。角度を変えても避けられず、その日はそのまま帰りました。写真としては悪くないのに、線が1本入っているだけで使いにくい。こういう1枚は、誰のカメラロールにもあると思います。
この電線を消す方法は、いまのPhotoshopでは1つではありません。専用のツールがあり、生成AIを使う方法があり、従来からあるレタッチの道具もあります。問題は、どれを使えばよいのかが分かりにくいことです。
この記事では、Adobe公式ヘルプに書かれている手順をもとに、消すための道具を整理します。どれが優れているかではなく、どの場面でどれを使うかという観点でまとめました。内容は2026年9月2日に公式ヘルプを確認した時点のものです。
結論から言うと、まず試すべきは削除ツールです。公式ヘルプによると、削除する領域より少し大きいブラシを設定して、削除したい対象の周りにループを描くだけで済みます。しかも生成AIを使うかどうかをモードで選べるようになっています。プロンプトで何かを描き足したい場合や、周囲から情報を持ってくるだけでは足りない場合に、生成塗りつぶしへ進むという順番です。
削除ツールの使い方
Adobe公式ヘルプの「オブジェクトの削除」のページには、削除ツールを使用して画像から不要なオブジェクトや要素を素早く削除する方法が説明されています。このページの最終更新日は2026年8月28日と表示されており、比較的新しい内容です。
手順は4つだけ
公式ヘルプに書かれている手順は次のとおりです。ファイル、開くの順に選択して画像を参照および選択します。ツールパネルで削除ツールを選択します。オプションバーで、削除する領域より少し大きいブラシを設定します。そして、削除する領域の周りにループを描画します。
注目したいのは、囲むという操作で済む点です。輪郭を正確になぞる必要も、選択範囲を作り込む必要もありません。同じページのメモには、削除ツールを選択するとコンテキストタスクバーが開き、よく使用するコントロールに素早くアクセスできるとも書かれています。
ブラシを「削除する領域より少し大きく」設定するという指示も、実務では効きます。ぴったりの太さで囲もうとすると、消し残しが出ます。少し大きめに、というのは公式が明記している目安です。
コンテキストタスクバーのコントロール
公式ヘルプには、コンテキストタスクバーで使える削除ツールのコントロールが一覧で示されています。記載されている説明を整理すると次のようになります。行った変更はすべてオプションバーと同期される、とも書かれています。
- 不要な物を検出:一般的に不要な箇所、人物、電線とケーブルなど、一般に不要な要素を検出して削除します
- 追加先:削除する現在の選択範囲にエリアを追加します
- 現在の選択範囲から一部削除:現在の選択範囲からエリアを削除します
- 各ストローク後に削除:各ブラシストロークの後に選択範囲を自動的に削除します
- 新規レイヤーを作成:非破壊編集のために新しいレイヤーに削除を適用します
1つ目の「不要な物を検出」に、電線とケーブルが名指しで挙げられている点は見逃せません。冒頭の鳥居の写真のような、電線が横切っているケースは、まさにこの機能が想定している場面ということになります。
もう1つ実務で効くのが「新規レイヤーを作成」です。公式の説明どおり、非破壊編集のために新しいレイヤーに削除を適用する設定です。元の画像を直接書き換えないので、あとから比較したり戻したりできます。作業を始める前にここを有効にしておくだけで、やり直しの心配が減ります。
生成AIを使うかどうかは、自分で選べる
ここが今回いちばん知っておきたい部分かもしれません。削除ツールでは、生成AIをどう使うかをモードで制御できます。
3つのモード
公式ヘルプには、オプションバーのモードオプションを使用して、生成AIが適用される方法を制御できると記載されています。示されているのは次の3つです。
- 自動:生成AIを使用する場合があります。Photoshopが最適な処理方法を自動的に選択します
- 生成AIがオン:編集に生成AIを使用します。クラウドまたはオンデバイス処理を選択できます
- 生成AIがオフ:編集に生成AIを使用しません
生成AIを使いたくない場面もあります。報道や記録に近い用途で、写っていなかったものを作り出したくない場合です。そうしたときに、オフを明示的に選べるという設計は重要だと思います。
クラウドで処理するか、手元で処理するか
公式ヘルプには、生成AIが有効な場合、処理が実行される場所を選択できると記載されています。クラウドはクラウド処理を使用し、デバイスはデバイス上のローカルで実行されます。
同じページには、削除ツールのオンデバイスモデルはダウンロードされた後にデバイス上のローカルで実行されること、オプションバーのモードオプションからデバイスを選択してオンデバイス処理を使用すること、初めてオンデバイス処理を使用するときは実行に時間がかかる可能性があること、システムが要件を満たしていない場合はデバイスオプションを使用できないことが説明されています。
つまり、パソコンの性能によっては選べない可能性がある、ということです。公式ページには、ハードウェアが削除ツールの要件を満たしていることを確認するよう案内もあります。デバイスの項目が選べないときは、まずここを疑ってください。
生成塗りつぶしの使い方
削除ツールで足りない場面もあります。消したあとに何を置くかを自分で指定したい場合や、背景を広げたい場合です。そこで使うのが生成塗りつぶしです。
公式に示されている手順
Adobe公式ヘルプの「生成塗りつぶしを使用した画像の編集」のページには、生成塗りつぶしではテキストプロンプトを使用して画像を非破壊的に変更できると説明されています。このページの最終更新日は2026年6月18日と表示されています。
手順は次のとおりです。ファイル、開くの順に選択して画像を開きます。選択ブラシなどの選択ツールを使用して、編集する領域を指定します。生成塗りつぶしを選択します。コンテキストタスクバーでモデルピッカーからモデルを選択します。生成したいものについて説明しているテキストプロンプトを入力し、「生成」を選択してから、プロパティパネルからバリエーションを選択します。
重要なのは、非破壊的に変更できると明記されている点です。元の画像を直接書き換えるのではないので、結果が気に入らなければ戻せます。
プロンプトは空欄でもよい
ここは知っておくと得をする部分です。公式ヘルプには、テキストプロンプトを入力するか、空白のままにしてPhotoshopが周囲のピクセルを使用して選択範囲をシームレスに塗りつぶすようにする、と記載されています。
つまり、何かを描き足したいわけではなく、単に消したいだけなら、プロンプトを書く必要はありません。電線を消したい場合、空を描写する言葉を考える必要はなく、空欄のまま生成すればよいということです。
私はここを知らず、消したいだけの場面で毎回プロンプトを考えていました。「青空」「石畳」といった言葉を打ち込んで、思ったものと違う結果が出て、やり直す。空欄で試すという選択肢を知ってから、この遠回りがなくなりました。
バリエーションから選ぶ
公式ヘルプの手順では、生成を選択したあと、プロパティパネルからバリエーションを選択する流れになっています。1回の生成で複数の候補が出るので、そのなかから選ぶという設計です。
1つ目が気に入らなくても、すぐ諦める必要はありません。候補を見比べて、いちばん自然なものを採用する。この前提を知っているだけで、結果への評価も変わってきます。
使うモデルも選べるようになっている
生成塗りつぶしの手順のなかに、モデルピッカーという項目がありました。ここも押さえておきたい部分です。
アドビのモデルとパートナーのモデル
公式ヘルプには、コンテキストタスクバーのモデルピッカーから、Adobe FireflyモデルまたはパートナーAIモデルを選択すると記載されています。挙げられているものを整理すると次のようになります。
- アドビモデル:Firefly Image 5、Firefly 塗りつぶし&拡張、Firefly Image 1
- パートナーモデル:Gemini 3.1、Gemini 3、Gemini 2.5、FLUX.2 pro、FLUX.1 Kontext
Photoshopの中から他社のモデルも選べる、という構成になっています。用途や好みに応じて選び分けられるということですが、まずは既定のまま使ってみて、結果に不満があるときに切り替えてみる、という進め方でよいと思います。
なお、生成AIの機能やモデルの構成は更新が早い領域です。ここに書いた内容は2026年9月2日時点の公式ヘルプの記載にもとづくものなので、実際の画面と違う場合は公式サイトの最新情報をご確認ください。
3つの道具をどう使い分けるか
ここまでに出てきた選択肢を、使う順番として整理します。迷ったときは上から試すという考え方です。
1番目:削除ツール
消したいものがはっきりしていて、代わりに何を置くかを指定する必要がない場合は、これがいちばん速いです。囲むだけで済み、電線や人物のような一般的な対象は検出の対象としても挙げられています。
冒頭の鳥居と電線であれば、まずここで解決する可能性が高いと考えられます。うまくいかなければ次に進めばよいだけです。
2番目:生成塗りつぶし
削除ツールの結果に納得できない場合や、消したあとに特定のものを置きたい場合はこちらです。プロンプトを空欄にすれば周囲のピクセルからシームレスに埋める挙動になり、言葉を入れれば内容を指定できます。
背景を広げたい場合も生成の領域です。公式サイトのweb版のページには、生成塗りつぶしや生成拡張により、画像に要素を加えたり、不要なオブジェクトを除去したり、背景を拡張したりできると説明されています。
3番目:従来のレタッチツール
細かい仕上げには、従来からある道具が向いています。Adobe公式サイトの機能ページには、スポット修復ブラシツールで画像内の小さなオブジェクトや不要物の上をドラッグして削除できること、コピースタンプツールで画像の一部からコンテンツをコピーして別の領域にペイントできること、パッチツールで画像の一部を選択して別の領域にドラッグし置き換えられることが説明されています。
自動処理のあとに残った小さな不自然さは、これらで直すのが早いです。全部を自動でやろうとして時間を溶かすより、8割を自動、2割を手作業と割り切るほうが結果的に速く終わります。
うまく消えないときに試すこと
手順どおりにやっても、消したあとが不自然になることがあります。原因はいくつかに絞れるので、順に試していけば改善します。
囲む範囲を広げる
公式ヘルプでは、削除する領域より少し大きいブラシを設定するよう案内されています。消し残しが出る場合は、そもそも囲んだ範囲が狭い可能性があります。対象ぎりぎりではなく、周囲を少し含めて囲んでみてください。
とくに電線のような細い対象は、実際の太さより広めに囲むほうが結果が安定します。細いぶん、周囲の情報が多く必要になるからです。
一度に消さず、分けて処理する
広い範囲をまとめて消そうとすると、埋める情報が足りずに不自然な模様が出ることがあります。長い電線なら、区間を分けて何回かに分けて処理するほうが自然に仕上がります。
公式ヘルプのコントロール一覧には「各ストローク後に削除」という項目があり、各ブラシストロークの後に選択範囲を自動的に削除すると説明されています。少しずつ処理しながら結果を見たい場合に向いた設定です。
背景が複雑な場所は、道具を変える
空や壁のように単純な背景の上にあるものは、比較的きれいに消えます。難しいのは、模様のある壁、規則的な建物、文字の上に重なっている対象です。埋めるべき情報が複雑なので、自動処理では破綻しやすくなります。
この場合は、生成塗りつぶしに切り替えて内容を言葉で指定するか、コピースタンプツールで似た部分を手動で持ってくるほうが早いことがあります。同じ作業でも、背景の複雑さによって最適な道具は変わります。
結果を等倍で確認する
拡大して見ると、どんな処理でもどこかに不自然さが残ります。判断すべきなのは、その写真が最終的に表示される大きさで違和感があるかどうかです。ブログに貼る、SNSに投稿する、といった用途なら、等倍で見て破綻していなければ十分です。
私は以前、200パーセントに拡大して粗を探し、何度もやり直していました。完成した画像を実寸で見たら、どの版もほとんど違いが分かりませんでした。確認する倍率を決めておくだけで、無駄な往復が減ります。
生成AIを使うと、生成クレジットが関わってくる
生成AIの機能を日常的に使うなら、契約しているプランの内容も見ておく必要があります。使える回数の目安が、プランによって違うためです。
プランごとの生成クレジット
生成クレジットとは、生成AIの機能を使うときに消費される枠のことです。Adobe公式サイトのPhotoshopのプラン比較ページを2026年9月2日に確認したところ、比較表には次のように記載されていました。Photoshopの単体プランが月に25、フォトプランが毎月1,000、Firefly Proが月に4000、Creative Cloud Proが月に4000です。
同じ比較表では、生成塗りつぶしなどの標準AI機能について、単体プランとフォトプランは生成クレジットで利用可能、Firefly ProとCreative Cloud Proは無制限の利用と示されていました。生成AIを多用する作業が中心なら、この差は月額の差より重くなる可能性があります。
価格やプラン内容は変更される場合があるため、最新の情報は公式サイトでご確認ください。なお、Adobe公式ヘルプの生成AI機能に関するFAQには、Photoshopの生成AI機能は、アドビがサービスを提供しているところであれば、Photoshopの体験版やサブスクリプション購入者も利用できると記載されています。
クレジットを節約する考え方
ここで先ほどのモード設定が効いてきます。削除ツールには生成AIをオフにするモードがあるので、生成を使わずに済む場面ではオフで処理するという選択ができます。
小さなゴミやシミを消すだけなら、スポット修復ブラシツールのような従来の道具でも十分です。何でも生成に投げるのではなく、対象の大きさと難易度で道具を選ぶ。これが結果的に節約にもなります。
消す作業で気をつけたいこと
技術的な手順とは別に、消すという行為そのものについて考えておきたいことがあります。手軽になったぶん、判断が必要になる場面も増えました。
記録として使う写真では慎重に
不動産の物件写真、事故や工事の記録、商品の状態を示す写真。こうした用途では、写っていたものを消すことが問題になる場合があります。見栄えのために電線を消したら、実際の状況と違う情報を伝えることになります。
削除ツールに生成AIをオフにするモードが用意されているのは、こうした場面への配慮でもあると考えられます。用途によっては、消さないという判断のほうが正しいこともあります。
元の写真は必ず残す
削除ツールには新規レイヤーを作成する設定があり、生成塗りつぶしは非破壊的に変更できると公式に明記されています。仕組みとしては戻せる設計になっているということです。
それでも、上書き保存のような操作は自分の手で起こります。編集を始める前に元のファイルをコピーしておく習慣があれば、この事故は防げます。私はこれで一度、元の写真を失いました。
消しすぎると、かえって不自然になる
気になるものを全部消していくと、写真から生活感が抜けて、どこか嘘くさい画になることがあります。人通りのある街角から人を全部消せば、たしかに整理された画になりますが、その場所らしさも一緒に消えます。
どこまで消すかは、写真の目的で決めるしかありません。商品を見せるための写真なら徹底的に、記憶を残すための写真なら控えめに。道具が強力になったぶん、線を引くのは自分の仕事になりました。
この機能を使えるプラン
以下は2026年9月2日にAdobe公式サイトで確認した記載にもとづく整理です。価格やプラン内容は変更される場合があるため、最新の情報は公式サイトでご確認ください。
フォトプラン
写真の現像と、不要物の除去や背景の拡張までやりたい人に向いています
Photoshopのデスクトップ版、web版、モバイル版に加えてLightroomが含まれると記載されています。比較表では生成クレジットは毎月1,000と示されており、写真まわりで生成AIを使う用途であれば余裕のある枠です。
Adobe Photoshop(単体プラン)
生成AIはたまに使う程度で、画像加工とデザインが中心の人に向いています
Photoshopのデスクトップ版、web版、モバイル版に加えてAdobe Expressのプレミアムプランが含まれると記載されています。比較表では生成クレジットは月に25と示されているため、生成AIを多用する場合は枠を意識する必要があります。
よくある質問
Q1. 写真に写り込んだ電線を消す方法を教えてください
削除ツールが向いています。Adobe公式ヘルプの「オブジェクトの削除」のページには、ファイル、開くの順に選択して画像を開き、ツールパネルで削除ツールを選択し、オプションバーで削除する領域より少し大きいブラシを設定して、削除する領域の周りにループを描画する、という手順が案内されています。またコンテキストタスクバーの「不要な物を検出」については、一般的に不要な箇所、人物、電線とケーブルなど、一般に不要な要素を検出して削除すると説明されています。この内容は2026年9月2日時点の記載にもとづきます。
Q2. 生成AIを使わずに消すことはできますか
できます。Adobe公式ヘルプには、削除ツールのオプションバーにあるモードオプションで、生成AIが適用される方法を制御できると記載されています。選べるのは、自動(生成AIを使用する場合があります)、生成AIがオン、生成AIがオフの3つです。生成AIがオフを選ぶと、編集に生成AIを使用しません。記録や報道に近い用途で、写っていなかったものを作り出したくない場合に使える設定です。また、小さなゴミやシミであれば、スポット修復ブラシツールのような従来のレタッチツールでも対応できます。
Q3. 生成塗りつぶしのプロンプトには何を書けばよいですか
消したいだけなら、書かなくて構いません。Adobe公式ヘルプには、生成したいものについて説明しているテキストプロンプトを入力するか、空白のままにしてPhotoshopが周囲のピクセルを使用して選択範囲をシームレスに塗りつぶすようにする、と記載されています。電線を消したいだけの場面で、空を描写する言葉を考える必要はありません。逆に、消したあとに特定のものを置きたい場合は、その内容を言葉で指定します。生成後は、プロパティパネルからバリエーションを選択する流れになっています。
Q4. 削除ツールと生成塗りつぶしはどちらを使えばよいですか
まず削除ツールを試すのがおすすめです。消したいものがはっきりしていて、代わりに何を置くかを指定する必要がなければ、囲むだけで済むぶん手数が少なくなります。削除ツールの結果に納得できない場合や、消したあとに特定のものを置きたい場合、背景を広げたい場合は生成塗りつぶしに進みます。さらに、自動処理のあとに残った小さな不自然さは、スポット修復ブラシツールやコピースタンプツール、パッチツールといった従来の道具で直すのが早いです。対象の大きさと目的で道具を選び分けてください。
Q5. 元の画像を壊さずに作業できますか
できます。Adobe公式ヘルプの削除ツールのコントロール一覧には、「新規レイヤーを作成」について、非破壊編集のために新しいレイヤーに削除を適用すると説明されています。また生成塗りつぶしについては、テキストプロンプトを使用して画像を非破壊的に変更できると明記されています。仕組みとしては元の画像を直接書き換えない設計になっているということです。ただし上書き保存のような操作は自分の手で起きるため、編集を始める前に元のファイルをコピーしておく習慣をあわせて持っておくと安全です。
Q6. 処理をパソコン側で実行することはできますか
できる場合があります。Adobe公式ヘルプには、生成AIが有効な場合に処理が実行される場所を選択でき、クラウドはクラウド処理を使用し、デバイスはデバイス上のローカルで実行されると記載されています。削除ツールのオンデバイスモデルは、ダウンロードされた後にデバイス上のローカルで実行されると説明されています。ただし、初めてオンデバイス処理を使用するときは実行に時間がかかる可能性があること、システムが要件を満たしていない場合はデバイスオプションを使用できないことも案内されています。選べない場合は、ハードウェアが要件を満たしているか公式ページで確認してください。
Q7. 生成AIを使うと生成クレジットはどれくらい必要ですか
プランによって付与される枠が異なります。Adobe公式サイトのPhotoshopのプラン比較ページを2026年9月2日に確認した時点では、生成クレジットについて、Photoshopの単体プランが月に25、フォトプランが毎月1,000、Firefly Proが月に4000、Creative Cloud Proが月に4000と記載されていました。また同じ比較表では、生成塗りつぶしなどの標準AI機能について、単体プランとフォトプランは生成クレジットで利用可能、Firefly ProとCreative Cloud Proは無制限の利用と示されています。自分の使用量が読めない場合は、無料体験の期間中に実際の作業を試して確かめるのが確実です。
Q8. 生成塗りつぶしで使うモデルは選べますか
選べます。Adobe公式ヘルプの生成塗りつぶしの手順には、コンテキストタスクバーのモデルピッカーから、Adobe FireflyモデルまたはパートナーAIモデルを選択すると記載されています。アドビモデルとしてFirefly Image 5、Firefly 塗りつぶし&拡張、Firefly Image 1が、パートナーモデルとしてGemini 3.1、Gemini 3、Gemini 2.5、FLUX.2 pro、FLUX.1 Kontextが挙げられています。生成AIの領域は更新が早いため、実際に表示されるモデルは公式サイトの最新情報でご確認ください。
まとめ
写り込んだものを消す方法は、大きく3つありました。囲むだけで済む削除ツール、言葉で内容を指定できる生成塗りつぶし、そして細部を直す従来のレタッチツール。順番としては、上から試して、足りなければ次に進むのが効率的です。
知っておくと得をするのは2点です。削除ツールでは生成AIの使用をモードで制御でき、オフにもできること。そして生成塗りつぶしのプロンプトは空欄でもよく、その場合は周囲のピクセルを使ってシームレスに塗りつぶされること。この2つを知らないと、余計な手間をかけることになります。
生成AIを日常的に使うなら、プランごとの生成クレジットの差も判断材料になります。2026年9月2日時点の比較表では、単体プランが月に25、フォトプランが毎月1,000と示されていました。写真まわりで生成AIを使う想定なら、この差は月額の差より重く効いてくる可能性があります。
そして、消すかどうかの判断は自分の仕事として残ります。記録に近い用途では消さない選択も必要ですし、消しすぎるとその場所らしさまで失われます。まずは無料体験で、自分の写真を使って試してみるのが確実です。どのプランに何が含まれるかは公式サイトで見比べられます。価格やプラン内容は変更される場合があるため、最新の情報をご確認ください。
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