毎月の支払いが続くのが気になって、私も一度は代わりのソフトを探しました。無料のもの、買い切りのもの、カメラメーカーが自社の機種向けに配っているもの。いくつか入れて試しました。
結局、戻りました。理由は費用ではなく、比べる基準を間違えていたことに気づいたからです。値段だけを見ていると、あとから効いてくる部分が抜け落ちます。
この記事では、代わりのソフトを検討するときに見るべき5つの点を書きます。乗り換えを止めるつもりはありません。判断の材料がそろっていれば、どちらを選んでも後悔しにくくなります。
Lightroom側の仕様は、2026年9月2日時点にアドビ公式のヘルプページと製品ページで確認した内容です。書き出しに関する記載は最終更新日2025年4月29日のページを参照しました。
代替を探す理由は、だいたい3つ
まず、なぜ探しているのかをはっきりさせておくと、比べる先が絞れます。
支払いが続くのが気になる
いちばん多い理由です。使っても使わなくても毎月引き落とされるという形が、心理的に重く感じられます。
この場合、探すべきは買い切りのソフトです。ただし、あとで触れるとおり、買い切りにも更新の問題があります。金額だけで判断すると、数年後に同じ悩みに戻ってきます。
撮る頻度が低いなら、そもそも使う月だけ契約するという考え方もあります。年間を通して払う前提で計算する必要はありません。
動作が重い
2つ目は速度の問題です。写真を切り替えるたびに待たされると、作業する気が失せます。
ただ、これはソフトを変えれば解決するとは限りません。処理の重さはパソコンの性能にも左右されるためです。公式ヘルプにも、画質の向上に関する処理は使用可能なGPUを集中的に使用すると記載されています。
乗り換える前に、扱っている写真の枚数を減らす、保存先を見直すといった対処を試す価値はあります。原因がソフトではなかった場合、乗り換えても状況は変わりません。
機能が多すぎて持て余す
3つ目は、必要以上に高機能に感じるという理由です。スライダーが並んでいるだけで疲れる、という感覚は分かります。
これについては、使う機能を絞れば済む話でもあります。明るさと色だけ触って終わりにしても、誰にも怒られません。
もっと簡単なものがいいなら、スマートフォンの標準の編集機能で足りることもあります。乗り換え先は、必ずしも同じ種類のソフトである必要はありません。
理由によって答えが変わる
この3つを並べると分かるとおり、乗り換えが正解になるのは1つ目の場合だけです。動作の重さも、機能の多さも、ソフトを変えずに対処できる余地があります。
逆に、支払いの形がどうしても合わないなら、機能がどれだけ優れていても続きません。使い続けられないものを選んでも意味がないので、そこは正直に判断してください。
自分がどれに当てはまるかを決めてから、次の章に進んでください。理由がはっきりしていないまま比べ始めると、比較表を眺めるだけで終わります。
1つ目、自分のカメラに対応しているか
ここからが比べるべき点です。最初は、そもそも自分の写真を開けるかどうかという話です。
RAWの対応は機種ごとに決まる
RAWは各社が独自の形式で記録しています。そのため、現像ソフト側がその機種に対応していなければ開けません。
公式ヘルプのノイズ除去に関する記載を見ても、対象となる形式が細かく列挙されています。ベイヤーやX-TransのモザイクRaw、リニアDNG、Apple ProRaw、キヤノンのsRawとmRaw、ニコンのsRaw、サムスンのExpert Raw、GoogleのPixel Rawといった具合です。これだけ細かく分かれているということは、対応の有無が機能ごとに違いうるということでもあります。
検討しているソフトが自分のカメラに対応しているか、これは真っ先に確認してください。開けなければ、他がどれだけ良くても使えません。対応表が公開されているなら、機種名で探すのがいちばん確実です。
効いてくるのは次にカメラを買うとき
いま持っているカメラに対応していれば十分、とは限りません。新しい機種が出たとき、そのRAWに対応してくれるかどうかが問題になります。
更新が止まったソフトを使っていると、カメラを買い替えた瞬間に写真が開けなくなります。買い切りのソフトを選ぶときに、いちばん気をつけるべき点がここです。
カメラを長く使う予定なら気にしなくて構いません。逆に、機材を入れ替えていく予定があるなら、更新が続いているかどうかを確認しておいてください。
スマートフォンで撮る場合も同じです。端末を買い替えると記録の形式が変わることがあり、そのときに対応してもらえるかどうかで扱いが変わります。何年かに一度は買い替えるものなので、無視できない条件です。
2つ目、端末をまたいで使えるか
2つ目は、どこで作業するかという話です。ここは人によって重要度がまるで違います。
3つの版が同じプランに入っている
アドビの製品ページには、Lightroomのモバイル版、デスクトップ版、Web版のどれを使ってもプロジェクトが自動的に同期されるため、常に最新のものにアクセスできると記載されています。
また、フォトプランにはLightroom、Photoshop、Lightroom Classicが含まれると案内されています。1つの契約で複数の道具が使える構成です。
パソコンでしか作業しないなら、この部分に価値を感じないかもしれません。その場合は、比較の材料から外して構いません。
外で仕上げる人には大きい
逆に、撮った日のうちに投稿したい人や、移動中に作業したい人には効きます。パソコンの前に戻らなくても続きができるためです。
この使い方を前提にすると、乗り換え先の候補はかなり絞られます。パソコン専用のソフトでは、この部分を諦めることになります。
自分がどちらの使い方をしているかを先に決めてください。ここが決まると、比べる相手が半分くらいに減ります。
判断がつかないときは、この1か月で写真をどこで見返したかを思い出してみてください。ほとんどスマートフォンだったなら、端末をまたげることに価値があります。パソコンの前だけだったなら、その部分は比較から外して構いません。
Adobe Lightroom
比べるときは、値段以外の4つも並べてみてください
公式の製品ページでは、フォトプランにLightroom、Photoshop、Lightroom Classicが含まれ、モバイル版、デスクトップ版、Web版が自動的に同期されると案内されています。書き出しはJPG、AVIF、JPEG XL、DNG、TIF、元画像から選べます。まずは無料体験や無料で入手できるモバイル版アプリで、手元の写真が扱えるか確かめてみてください。
3つ目、あとで持ち出せるか
これが、私がいちばん見落としていた点です。入るときより、出るときのことを考えてください。
書き出せる形式を確認する
公式ヘルプによると、Lightroomでは編集した写真をJPG、AVIF、JPEG XL、DNG、TIF、または元画像として書き出せます。カスタム設定の画面では、ファイル形式としてJPG、TIF、DNG、元画像から選べると記載されています。
寸法も選べます。小は保存されるJPEG写真の長さを2048ピクセルに制限するもので、フルサイズは利用可能な最高画質で書き出すもの、カスタムは長辺と短辺に指定した値を適用するものです。辺の長さは65,000ピクセル以内という条件があります。
画質は10パーセントから100パーセントの範囲で選べます。用途に合わせて決めれば、同じ写真をいろいろな形で取り出せるということです。
元画像のまま出せる
注目したいのが元画像という選択肢です。公式の説明では、写真をフルサイズの元画像として書き出すものと記載されています。
つまり、預けた写真を元のまま取り戻せるということです。やめたくなったときに手元に戻せるかどうかは、始めるときに確認しておくべき点です。
検討しているソフトについても、同じことを確認してください。取り込んだ写真を元の形で出せない仕組みだと、あとで身動きが取れなくなります。
編集の記録は引き継げない
ただし、正直に書いておくと、どのソフトからどのソフトへ移る場合でも、編集の内容をそのまま引き継ぐことは基本的にできません。
写真そのものは持ち出せても、どう調整したかという記録は、ソフトごとに持ち方が違うためです。乗り換えると、過去の写真は仕上げ直しになります。
だからこそ、乗り換えるなら早いほうがいいという話になります。枚数が増えてからでは、やり直す量も増えます。
写真をためる場所も比べる
持ち出せるかどうかと関係する話として、そもそもどこに写真を置く設計なのかという違いがあります。
クラウドに預けるか、手元のフォルダーを見るか
写真を扱うソフトは、大きく2つの設計に分かれます。クラウドに預けてどの端末からも見られるようにするものと、パソコンの中のフォルダーを参照するものです。
フォトプランにはLightroomとLightroom Classicの両方が含まれると案内されており、公式の説明ではClassicはより細かい写真の編集に特化したデスクトップ向けのものとされています。同じ契約の中に、性格の違う2つが入っている形です。
比較するときは、候補のソフトがどちらの設計なのかを見てください。手元に全部置いておきたい人がクラウド前提のものを選ぶと、保存容量の心配がついて回ります。逆も同じです。
あとから探せる状態になるか
枚数が増えると、編集する時間より探す時間のほうが長くなります。ここを軽く見ると、あとで苦労します。
評価をつけて絞り込めるか、まとまりを作って分類できるか、撮影日や場所から探せるか。この3つができるかどうかで、1年後の使い勝手がまるで違います。
試用の段階では枚数が少ないので、この差は見えません。検討するときは、いま扱っている枚数ではなく、3年後の枚数を想定して選んでください。
外のサービスにつなげられるか
作品として発表したり、印刷を頼んだりする予定があるなら、外部のサービスとつながるかどうかも材料になります。
公式ヘルプによると、Lightroomでは選んだ写真やアルバムを共有し、オンラインのプロジェクトとしてAdobe Portfolio、Blurb、WHCCといったサービスに公開できます。接続を追加してから、写真やアルバムを共有する流れです。
この機能を使わない人には関係のない話です。使う予定があるかどうかで、重みが大きく変わる項目だと考えてください。
4つ目、困ったときに答えが見つかるか
地味ですが、実際に使い始めると効いてくる部分です。
手順が公開されているか
操作に詰まったとき、調べて答えが出るかどうかで作業の進み方が変わります。使う人が少ないソフトだと、検索しても情報が出てきません。
この記事で引用している内容も、すべて公式のヘルプページに書かれているものです。書き出しの手順、プリセットの読み込み方、対応するファイル形式の一覧まで、細かく公開されています。
候補のソフトについても、公式の説明がどの程度そろっているかを見てください。日本語で読めるかどうかも確認しておくと安心です。
アプリの中で学べるか
アドビの製品ページには、Lightroom内に段階を追って進むチュートリアルがあること、「見つける」のセクションでコミュニティからヒントをもらえることが案内されています。
調べるために別のページを開かなくていいのは、始めたばかりの時期にはありがたい仕組みです。
もっとも、慣れてしまえば使わなくなる機能でもあります。すでに現像に慣れている方なら、ここは重視しなくて構いません。
用語がそろっているか
意外と効いてくるのが、機能の呼び方です。使う人が多いソフトほど、その呼び方が調べるときの共通語になります。
露光量、ハイライト、シャドウ、白レベル、黒レベル。こうした言葉は多くの現像ソフトで共通しているので、一度覚えれば別のソフトでも通用します。乗り換えても、ゼロからやり直しにはなりません。
逆に、独自の呼び方が多いソフトを選ぶと、調べても情報が出てこないことがあります。使い始めの負担がどれくらいかは、ここでおおよそ見当がつきます。
5つ目、費用の形
最後が費用です。ただ、月々の金額ではなく、形で比べてください。
買い切りにも更新はある
買い切りのソフトは、一度払えば終わりに見えます。ただ実際には、新しい版が出れば有償の更新を求められることが多く、対応するカメラを増やすにはその更新が必要になります。
数年に一度まとまった金額を払うか、毎月少しずつ払うか。形が違うだけで、長く使えば総額は近づいていきます。
そう考えると、判断すべきは金額そのものではなく、支払いの形が自分に合っているかどうかです。まとめて払うほうが気が楽な人もいれば、その逆の人もいます。
使う期間で計算する
比べるなら、3年なら3年と期間を決めて、その間の総額で並べてください。月額だけを見ていると、更新費用が入っていない比較になります。
あわせて、その期間に何枚くらい撮るかも考えてください。年に数回しか撮らないのに毎月払うのは、たしかに割に合いません。
なお、価格やプランの構成は変わることがあります。実際の金額は、検討される時点で公式サイトの表示をご確認ください。
含まれるものを数える
金額を並べるときは、その中に何が入っているかもそろえてください。1つのソフトだけの値段と、複数が含まれるプランの値段を並べても、比較になりません。
アドビの製品ページによると、フォトプランにはLightroom、Photoshop、Lightroom Classicが含まれます。写真の現像だけでなく、合成や細かいレタッチまでやる予定があるなら、その分も勘定に入れることになります。
逆に、現像しか使わないなら、含まれているものの多さは価値になりません。自分が使う部分だけを取り出して比べるのが、いちばん公平なやり方です。
共有まで含めて比べる
もう一つ、見落としやすいのが人に渡す部分です。仕上げた写真をどう届けるかまで含めると、印象が変わることがあります。
アルバムを共有する仕組み
公式ヘルプによると、グループアルバムという仕組みがあり、招待を使って既存のアルバムや複数の写真を共有できます。Webのリンクを作って共有し、そのあとも編集を続けられます。写真はクラウドに保存されるので、共有したアルバムには常に最新の編集と写真が保持されると説明されています。
招待するときは、相手ごとにできることを決められます。表示可能、投稿可能、編集および投稿可能、アクセスを削除という4つが用意されています。
リンクの扱いも選べます。初期設定は招待のみで、招待したメンバーだけが見られる非公開のリンクになります。誰でも表示可能に変えると、リンクを知っている人なら誰でも見られる公開のリンクになります。
見せ方を細かく決められる
共有の設定では、公開する情報の範囲も選べます。公式の記載にあるのは次のようなものです。
- JPGのダウンロードを許可、共有した写真を相手がダウンロードできるようにする
- メタデータを表示、共有した写真の付随情報を相手に見せる
- 場所データを表示、撮影場所の情報を見せる。外したいときは選択を解除する
- いいねとコメントを許可、初期設定では有効で、閲覧者が反応を残せる
撮影場所を出したくない場面は意外とあります。自宅や子どもの通う場所が特定されかねないためです。この設定を外せるかどうかは、家族の写真を扱う人ほど確認しておくべき点です。
公式ヘルプには、共有グループアルバムに投稿した写真は追加してから48時間以内であれば削除できるとも記載されています。間違えて上げてしまったときの猶予がある、ということです。
透かしを入れられる
書き出すときに透かしを入れる機能もあります。公式ヘルプでは、テキストの透かしとグラフィックの透かしの両方が説明されています。
テキストのほうは、フォント、スタイル、回転、カラー、ドロップシャドウ、アンカー、サイズ、不透明度、水平と垂直のオフセットを調整できます。カラーは黒か白のいずれかです。
グラフィックのほうは、PNGまたはJPGのファイルを使えます。背景が透明であることが推奨されており、5メガバイトを超える透かしはアップロードできないと記載されています。透かしの設定はモバイルとの間で同期されます。
作品を発表する予定があるなら、この機能の有無も比べる材料になります。書き出すたびに別のソフトで名前を入れるのは、枚数が増えると現実的ではありません。
使わない人にとってはどうでもいい項目です。何を重く見るかは人によって違うので、自分に関係のある項目だけを並べて比べてください。
それでも乗り換えるなら
比べたうえで乗り換えると決めたなら、順番だけ気をつけてください。
先に書き出しておく
契約を切る前に、必要な写真をすべて手元に落としてください。元画像として書き出せば、預けた状態のまま取り戻せます。
仕上げた写真は、別途JPGなどで書き出しておくと安心です。編集の記録は引き継げないので、完成した形で残しておく必要があります。
枚数が多いと時間がかかります。解約の期日ぎりぎりに始めると間に合わないので、余裕を持って進めてください。
書き出したあとは、実際に開けるかどうかを何枚か確認してください。まとめて処理すると、途中で止まっていても気づきにくいものです。件数と容量を見て、想定どおりの量が出ているかも見ておくと安心です。
保存先は、パソコンの中だけにせず外付けの記録媒体にも残しておくことをおすすめします。移行の最中は、写真が一か所にしかない時間ができやすいためです。
併用してから決める
いきなり切り替えず、しばらく両方を使うという方法もあります。同じ写真を両方で仕上げてみると、違いがはっきり分かります。
候補のソフトに試用の期間があるなら、その間に手元の写真で試してください。作例で判断すると、実際に使ったときの印象と食い違います。
試すときは、いちばん難しい写真を持っていってください。暗い場所で撮ったもの、色が転んだもの、逆光のもの。うまく撮れている写真では差が出ません。
戻ってくる可能性も考えておく
乗り換えたあとで、やはり合わないと感じることもあります。私がそうでした。
そのときに困らないよう、乗り換え先でも同じ確認をしておいてください。写真を元の形で書き出せるか、どの形式に対応しているか。入り口だけを見て決めると、次に動くときに苦労します。
撮った写真そのものは、どこにいても手元に残しておくのがいちばん確実です。ソフトを行き来しても、元のファイルさえあれば作り直せます。
よくある質問
Q1. Lightroomの代わりを探すとき、まず何を見ればいいですか。
自分のカメラのRAWに対応しているかを最初に確認してください。RAWは各社が独自の形式で記録しているため、対応していなければ写真そのものを開けません。次に、端末をまたいで使う必要があるか、写真を元の形で持ち出せるか、困ったときに手順を調べられるか、費用の形が自分に合っているかを見ます。値段だけで決めると、あとから効いてくる部分が抜け落ちます。
Q2. 預けた写真は取り戻せますか。
書き出しの機能で手元に戻せます。公式ヘルプによれば、Lightroomでは写真をJPG、AVIF、JPEG XL、DNG、TIF、または元画像として書き出せます。元画像は、写真をフルサイズの元画像として書き出すものだと説明されています。乗り換える場合は、契約を切る前に必要な写真をすべて書き出しておいてください。枚数が多いと時間がかかるので、余裕を持って進めるのが安全です。
Q3. 編集した内容は別のソフトに引き継げますか。
基本的にはできません。写真そのものは持ち出せても、どう調整したかという記録の持ち方はソフトごとに違うためです。乗り換えると、過去の写真は仕上げ直しになると考えておいてください。だからこそ、迷っているなら早めに決めたほうが負担が小さくて済みます。仕上げた状態を残したい写真は、先にJPGなどで書き出しておくのが確実です。
Q4. 買い切りのソフトのほうが安く済みますか。
期間によります。買い切りでも、新しい版が出れば有償の更新が必要になることが多く、対応するカメラを増やすにはその更新が要ります。3年なら3年と期間を決めて総額で比べると、差が縮まることがあります。判断すべきは金額そのものより、支払いの形が自分に合っているかどうかです。なお価格やプランの構成は変わるため、実際の金額は公式サイトでご確認ください。
Q5. 動作が重いのはソフトを変えれば直りますか。
とは限りません。処理の重さはパソコンの性能にも左右されます。公式ヘルプには、画質を向上させる処理が使用可能なGPUを集中的に使用すると記載されています。乗り換える前に、扱う写真の枚数を減らす、保存先を見直すといった対処を試す価値はあります。原因がソフト側になかった場合、乗り換えても同じ状況が続くことになります。
Q6. スマホだけで完結させたい場合はどうですか。
その使い方なら、端末をまたげるかどうかが判断材料になります。アドビの製品ページには、モバイル版、デスクトップ版、Web版のどれを使っても自動的に同期され、常に最新のものにアクセスできると記載されています。一方で、パソコン専用のソフトを選ぶとこの部分は諦めることになります。自分がどこで作業するかを先に決めると、候補がかなり絞られます。
Q7. 写真を人に見せる方法に違いはありますか。
あります。公式ヘルプによると、Lightroomにはグループアルバムという仕組みがあり、招待やWebのリンクで共有できます。相手ごとに、表示可能、投稿可能、編集および投稿可能といった権限を設定できます。また、JPGのダウンロードを許可するか、メタデータや場所データを表示するか、いいねとコメントを許可するかも選べます。撮影場所を伏せたい場面では、この設定が役に立ちます。
Q8. 乗り換えを決める前に試せますか。
両方を並行して使う期間を作るのがおすすめです。同じ写真を両方で仕上げてみると、違いがはっきり分かります。試すときは、いちばん難しい写真を持っていってください。暗い場所で撮ったもの、色が転んだもの、逆光のものです。うまく撮れている写真では差が出ないため、判断の材料になりません。候補に試用の期間があるなら、その間に手元の写真で確かめてください。
まとめ
代わりを探して戻ってきたのは、値段だけを見ていたからでした。比べる基準を増やしたら、判断がすぐ決まりました。
要点を整理します。見るべきは5つです。自分のカメラのRAWに対応しているか、端末をまたいで使えるか、写真を元の形で持ち出せるか、困ったときに手順を調べられるか、費用の形が自分に合っているか。
特に3つ目は先に確認してください。公式ヘルプによれば、LightroomではJPG、AVIF、JPEG XL、DNG、TIF、元画像として書き出せます。やめるときに手元へ戻せる仕組みがあるかどうかは、始める前に見ておくべき点です。
買い切りが安いとは限りません。新しい版への更新や、新しいカメラへの対応まで含めて、期間を決めた総額で比べてください。形が違うだけで、長く使えば近づいていきます。
そして、乗り換えると決めたなら、編集の記録は引き継げないという前提で動いてください。必要な写真を先に書き出し、しばらく併用してから切り替えるのが安全です。
比べる項目は、自分に関係のあるものだけで構いません。共有も透かしも使わないなら、その行は空欄にしておけばいい。全部の機能を並べた表を作っても、判断は早くなりません。
迷っているなら、まずいちばん難しい写真を1枚選んで、両方で仕上げてみるところから始めてみてください。プランの構成や価格は変わることがあるので、検討される場合は公式サイトで現在の内容を確認してみてください。
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