【UIパーツ大全】カード[card]参考パーツ一覧

ui41のサムネイル

カード(Card)パーツは視認性が高く情報をコンパクトに整理できるため、ニュースサイト、ECサイト、SNS、ダッシュボードなど、あらゆる場面で活用されています。

本記事ではUIカードパーツの基本構造、デザインパターン、用途別の参考デザイン例を網羅的に紹介します。

カード[Card]とは?

カードとは情報を視覚的に区切って整理するためのUI要素です。一般的には以下のような要素を含みます。

  • タイトル
  • 画像またはサムネイル
  • 概要テキスト
  • ボタンやリンク(CTA)
  • タグ、メタ情報(投稿日、カテゴリーなど)

なぜカードUIが使われるのか?

  • 視覚的なまとまり:情報をグループ化し、ひと目で内容を把握しやすくする。
  • 再利用性の高さ:同じテンプレートで複数の情報を並列表示できる。
  • レスポンシブ対応のしやすさ:グリッドレイアウトと相性が良く、スマホからPCまで柔軟に対応可能。

【基本形】カードUIの代表的なパターン5選

以下に、汎用性が高い基本のカードデザインパターンを紹介します。

サムネイル付きカード(Thumbnail Card)

用途:ブログ一覧、ニュース記事、商品紹介など
特徴:上部または左側に画像を配置し、下部にテキスト情報を載せる。

例の構成

  • 画像(比率固定)
  • タイトル
  • 概要文
  • CTAボタンまたはリンク

プロフィールカード(Profile Card)

用途:チーム紹介、SNSプロフィール、レビュー表示など
特徴:円形のアバター、名前、職業・肩書き、ソーシャルリンクを含む。

例の構成

  • アバター画像
  • 名前
  • 簡単な自己紹介文
  • SNSアイコンリンク

プライシングカード(Pricing Card)

用途:サービス料金表、サブスクリプションプランの比較など
特徴:価格が目立ち、機能一覧と「今すぐ購入」などの強いCTAが配置される。

例の構成

  • プラン名
  • 月額/年額の価格
  • 機能の箇条書き
  • CTAボタン

商品カード(Product Card)

用途:ECサイトの商品の一覧表示
特徴:価格・在庫状態・評価(★マーク)を含み、ユーザーに購入を促す構成。

例の構成

  • 商品画像
  • 商品名
  • 評価(星・レビュー数)
  • 価格・セール表示
  • カートに追加ボタン

インタラクティブカード(Hover Effect付き)

用途:ポートフォリオ、作品集、プロジェクト紹介など
特徴:マウスホバーでアニメーションや詳細表示。UXを高める演出が可能。

例の構成

  • 全体がリンクになっていることが多い
  • 背景画像
  • ホバー時に詳細テキストやアイコンを表示

用途別:参考になるUIカードデザイン事例

ニュース・メディア系カード

参考ポイント

  • 情報密度が高くても見やすく整理
  • サムネイル比率が揃っている
  • 投稿日・カテゴリタグの表示

キーワード:ニュースカード、メディアUI、記事一覧デザイン

EC・ショッピング系カード

参考ポイント

  • セール情報が強調されている
  • ユーザーのレビューが視認性高く表示
  • CTAが明確(「今すぐ購入」「カートに追加」など)

キーワード:商品カード、EC UI、価格表示

サービス・SaaS系カード

参考ポイント

  • 機能が比較しやすい表現
  • CTAが一貫性あり(無料トライアル、申し込みなど)
  • ブランドカラーを活かした配色設計

キーワード:SaaS UI、料金カード、比較カード

ポートフォリオ・クリエイティブ系カード

参考ポイント

  • 視覚的に印象を残すデザイン
  • ミニマルで余白が多い
  • モーダルやホバーで詳細表示

キーワード:作品カード、ポートフォリオUI、インタラクティブカード

UIカード設計のポイントと注意点

モバイルファーストで設計する

スマートフォンでの表示を最初に考慮し、縦長レイアウトを基本としましょう。グリッド崩れを防ぐためにも、画像比率とテキスト量はバランスを取る必要があります。

情報の階層を明確にする

タイトル > 概要 > 詳細 のように、情報の優先度に合わせた視線誘導を意識することで、ユーザーが迷わず内容を理解できます。

タップ/クリック可能範囲を広めに取る

スマホ操作を前提に、CTAやリンクは押しやすさを重視。カード全体をリンクにするパターンも有効です。

色と余白で視覚的グループ化を行う

カードは一目で内容が伝わることが重要。色の使いすぎは避け、統一感のある配色と余白設計で、洗練された印象を作りましょう。

UIカードのデザイン参考サイト・ツール

カードUIをデザインする際に参考になるギャラリーサイトやツールを紹介します。

  • Dribbble:世界中のデザイナーによる最新のカードデザイン例が豊富。
  • Behance:プロジェクト単位でカードUIを含む全体のレイアウトが見られる。
  • UI Garage:UIパーツごとにカテゴライズされ、カードだけを検索することも可能。
  • Figma Community:Figmaユーザーによるカードコンポーネントの無料配布が多数。
  • Tailwind UI / Material UI:実用的なコンポーネントライブラリが揃っており、実装時に便利。

まとめ:優れたカードUIがUXを高める

カードは単なる装飾ではなく情報設計・ユーザー体験・ブランド表現のすべてに関わる重要なUI要素です。

以下を意識することで使いやすく美しいカードデザインが実現できます。

  • 一貫性のある構成
  • 明確な階層と情報整理
  • デバイスに最適化されたレイアウト
  • 明確なアクション導線(CTA)

UI設計の中でもカードは汎用性が高く、デザインの質がユーザー体験に直結します。本記事を参考に目的に合ったカードUIを作成してみてください。

他にもクリエイターの収入アップ方法も紹介しているので、自分の給与に違和感がある方は覗いていってみてください。

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