【UIパーツ大全】タブバー[tab bar]参考パーツ一覧

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タブバー(tab bar)は非常に重要なUIパーツです。ユーザーに複数のビューやカテゴリを瞬時に切り替えさせるこのUIは、特にモバイルアプリや管理画面などで頻繁に使われています。本記事ではタブバーの基本からデザインの参考になる優秀なパーツ例、そして実装のヒントまで網羅的に解説します。

タブバーとは何か?

タブバーとは、複数のコンテンツ領域や機能を切り替えるためのインターフェースパーツです。一般的に以下の特徴があります。

  • 水平または垂直に配置される
  • アクティブ状態を視覚的に強調
  • アイコンとテキストの併用が多い
  • ページ遷移ではなく、コンテンツの表示切替に使われることが多い

タブバーはUI/UXの観点から次のようなメリットがあります。

  • ユーザーの現在地を明確に示せる
  • コンテンツ間の移動が高速
  • 機能の分類がしやすく、ナビゲーションが直感的

タブバーの種類

固定型タブバー(Fixed Tab Bar)

ナビゲーションが常に画面上に表示される形式です。主にスマートフォンの画面下部に固定されることが多く、ホーム・検索・通知・設定などの主要機能が並びます。

スクロール型タブバー(Scrollable Tab Bar)

表示可能なタブ数が多い場合、横スクロールに対応したタブバーが有効です。主にニュースアプリやECアプリでよく見られます。

アイコン型・テキスト型・ハイブリッド型

  • アイコン型:視覚的にわかりやすく、省スペース
  • テキスト型:意味が明確
  • ハイブリッド型:両者のメリットを併せ持つ

デザイン参考:優秀なタブバーパーツ事例

iOS標準タブバー

AppleのHuman Interface Guidelinesに基づいたデザインで洗練されたシンプルさが特徴。アクティブ状態のアイコンに色が付き、ラベルのフォントが太字になるなど視覚的フィードバックが的確。

Material DesignのBottom Navigation

GoogleのMaterial Designでは最大5つまでのナビゲーションアイテムを想定。アクティブタブにのみラベルを表示する方式が推奨されておりUIがすっきり見える。

LINEアプリのタブバー

チャット・友達・ニュース・ウォレットなどの機能をコンパクトに配置し色とアイコンの変更で状態遷移が明確。ユーザーにとって迷いがない構成。

Notionのサイドタブ

デスクトップ向けUIだが、タブの考え方を縦型に応用。プロジェクト単位の切替やビュー変更に効果的で、ユーザーの文脈を保持しやすい。

Shopifyの管理画面

B2B向けアプリに最適化されたタブバー設計。アイコンとテキストを使い分け、操作対象が明確。レスポンシブ対応も万全。

タブバーデザインのベストプラクティス

アクティブ状態の明確化

色、太字、アンダーラインなどを使いユーザーが現在どのタブにいるのかを瞬時に把握できるようにする。

タブ数の最適化

一般的にタブは3〜5個が理想。多すぎると情報過多となり、ナビゲーションの目的が薄れる。

アイコンの統一感

Googleはモバイルファーストインデックスを採用しています。モバイルで適切に表示・操作できるナビゲーションバーはSEOにとって重要な評価ポイントになります。

レスポンシブ対応

モバイルとデスクトップでの表示方法を切り替える。例えばモバイルではボトムタブ、デスクトップではトップタブやサイドナビにするなど。

実装時のヒントと注意点

– フロントエンドフレームワーク活用

React、Vue、Angularなどのモダンなフレームワークでは、状態管理と条件レンダリングによってタブバーが簡単に実装可能です。

– アニメーションと遷移効果

アクティブタブの切り替えにアニメーションを加えると、ユーザー体験が滑らかになります。CSSトランジションやFramer Motionのようなライブラリを活用すると良いでしょう。

– アクセシビリティの配慮

キーボード操作やスクリーンリーダー対応を忘れずに。ARIA属性やtabindexを適切に設定することが重要です。

タブバー導入の失敗例と改善策

失敗例1:タブ数が多すぎて文字が切れる

→ 改善策:スクロール型タブバーに変更、もしくはカテゴリを階層化する。

失敗例2:アクティブ状態がわかりにくい

→ 改善策:コントラストを上げる、明確なアイコン変更やアニメーションを追加。

失敗例3:画面サイズに対応していない

→ 改善策:レスポンシブデザインを導入し、デバイスによって適切なタブ表示に切り替える。

まとめ

タブバーはユーザーがアプリケーションを効率よく操作するために欠かせないUIパーツです。目的やデバイスに応じて適切なタイプを選び、ユーザー視点に立ったデザインと実装を行うことが成功の鍵です。

この記事で紹介した事例やベストプラクティスを参考に、自身のプロダクトに合った最適なタブバーを設計してください。

他にもクリエイターの収入アップ方法も紹介しているので、自分の給与に違和感がある方は覗いていってみてください。

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