「Manusに興味はあるけど、登録の手順がわからない」「使い始め方が分からなくて放置している」——そういう人に向けて書く。
Manusはアカウント登録から最初のタスク完了まで、慣れれば15〜20分もあれば体験できる。難しい設定は何もない。この記事では、登録から最初のタスクを完了させるまでの手順をステップごとに解説する。
結論から言う——Manus の始め方は「登録→Freeプランで試す→プロンプトを書く」の3ステップだ
一言で言えば、Manusを始めるのに技術的な知識は不要だ。manus.imにアクセスしてアカウントを作り、Freeプランで試せばよい。難しいのは「何を指示するか」という部分だが、それも最初は小さいタスクから始めれば問題ない。
Manus(マナス)とは何か——始める前に知っておくこと
Manusとは、完全自律型AIエージェントだ。タスクを渡すと人間の介在なしにブラウザを操作し、情報収集・整理・成果物生成を自律的に完了させる。中国発でMeta傘下、公式サイトはmanus.im、2026年現在は一般公開されている。
通常のAIチャット(ChatGPTやClaudeなど)との最大の違いは「放置できる自律実行」だ。タスクを渡したら完了まで待つだけでよい。
プランと料金の確認
Manusには以下のプランがある(2026年4月時点)。
- Freeプラン:毎日300クレジット(無料・クレジットカード不要)
- Proプラン:月額$39(クレジット上限が大幅に増加)
- Enterpriseプラン:カスタム
最初はFreeプランで十分だ。Proプランへの移行は「もっと使いたい」と感じてから判断すればよい。
ステップ1:アカウント登録
manus.im にアクセスする
ブラウザでmanus.imにアクセスする。公式サイトのトップページが表示されたら、サインアップボタンを探す。
登録方法を選ぶ
登録方法は2つある。
- メールアドレスで登録:メールアドレスを入力してパスワードを設定する
- Googleアカウントで登録:Googleアカウントと連携して登録する(推奨。操作が少なく手軽)
Googleアカウントで登録すると、メール確認の手順が省かれることが多くスムーズだ。
プロフィール設定
登録後、名前・用途などの簡単なプロフィール設定が求められる場合がある。すべて入力し、ダッシュボード画面に進む。
ステップ2:ダッシュボードの確認
画面の基本構成を把握する
ログイン後のダッシュボードには以下の要素がある。
- 新しいタスクを開始するためのテキスト入力エリア
- これまでのタスク履歴一覧
- クレジット残高の表示
ChatGPTやClaudeのような「チャット画面」とは見た目が少し異なるが、基本操作はシンプルだ。
クレジット残高を確認する
Freeプランでは毎日300クレジットがリセットされる。ダッシュボード上でクレジット残量を確認できるので、タスクを始める前に残量を把握しておくとよい。
ステップ3:最初のタスクを投げる
最初に試すべき「シンプルなタスク」
初回のタスクは「小さいスコープ・明確な指示・信頼できる情報源」の3つを揃えた指示から始めるのがおすすめだ。以下はそのまま使えるプロンプト例だ。
「TechCrunchとThe Vergeを調べ、今週公開されたAI関連ニュースを5件まとめてほしい。各ニュースにタイトル・概要2文・出典URLを付けてほしい」
この指示はスコープが明確(2サイト・5件)で、フォーマットが具体的(タイトル・概要・URL)なため、Manusが迷いにくく良い出力が返りやすい。
タスクを実行して待つ
指示を入力してタスクを開始したら、Manusが自律的に動き始める。ブラウザを自動操作してサイトを巡回する様子が画面上で確認できる(見ていなくてもよい)。タスクが完了すると通知が届く。
所要時間の目安:このくらいのシンプルなタスクなら5〜15分程度だ。
出力を確認する
タスクが完了したら、出力を確認する。「期待通りの内容か」「フォーマットは使いやすいか」「情報に誤りはないか」を確認する。特に数値・固有名詞・日付は一次情報でのダブルチェックを習慣にしたい。
ステップ4:2回目以降のタスクに向けた改善
最初のタスクを振り返る
初回タスクの出力を見て、以下を確認するとよい。
- 期待通りの内容だったか?→ 良ければプロンプトを保存する
- 期待と違った部分は何か?→ 指示のどこが曖昧だったかを特定する
- クレジット消費量は?→ 次回の計画に活かす
うまくいったプロンプトを保存する
最初に成功したプロンプトは、必ずメモやテキストファイルに保存しておく。次回から同じ種類のタスクを依頼するとき、ゼロから書き直す必要がなくなる。このプロンプトの蓄積が、Manusを使いこなす最も重要な資産になる。
My Computer 機能を使いたい場合の追加設定
ローカルPCの操作も自動化したい場合は、My Computer機能(2026年3月追加)を使うための専用デスクトップアプリのインストールが必要だ。
- manus.imのダッシュボードからMy Computer用アプリのダウンロードページに進む
- Mac・WindowsそれぞれのOSに対応したアプリをダウンロードしてインストールする
- アプリを起動してManusアカウントと連携する
最初はウェブタスクだけで十分だ。My Computer機能はManusの使い方に慣れてから検討するのがよい。
よくある質問(FAQ)
Q1. アカウント登録にクレジットカードは必要ですか?
Freeプランへの登録にクレジットカードは不要だ。メールアドレスまたはGoogleアカウントだけで登録できる。Proプランへのアップグレード時には支払い情報の入力が必要になる。
Q2. 日本語で指示しても動きますか?
はい、日本語での指示に対応している。「出力は日本語でお願いします」と末尾に添えるだけで日本語のレポートが返ってくる。英語サイトを参照させて日本語でまとめさせることも可能だ。
Q3. 最初のタスクが失敗したらどうすればいいですか?
失敗の原因を確認してから再試行するとよい。多くの場合、指示が曖昧すぎる(スコープが広い・情報源を指定していない)か、参照先のサイトにアクセス制限があることが原因だ。指示を修正して再試行するか、参照先を別のサイトに変えてみるとよい。
Q4. Freeプランで最初に試すのに適したタスクは何ですか?
「特定の2〜3サイトから今週のニュースを5〜8件まとめてほしい」のような、スコープが小さく参照先が限定されたタスクがおすすめだ。50〜150クレジット程度で完了でき、Manusの動作を体感するのに適している。
Q5. スマートフォンからでも使えますか?
ブラウザからmanus.imにアクセスすればスマートフォンからも利用できる。タスクの指示入力・結果確認はスマートフォンでも可能だが、長い指示文を書くにはPCの方が快適だ。「タスクを開始→スマートフォンで結果を確認」という使い方は問題なくできる。
Q6. アカウントを退会・削除するにはどうすればいいですか?
アカウントの削除はmanus.imのアカウント設定ページから行える。詳細な手順は公式サイトのヘルプページを参照してほしい。Freeプランはクレジットカードを登録していないため、退会しなくても課金されることはない。
Q7. Proプランへの移行タイミングはいつが良いですか?
「Freeプランのクレジットが毎日足りなくなってきた」「もっと大きいタスクを試したい」と感じてからで十分だ。急いでProプランに移行する必要はない。まずFreeプランで自分のユースケースを固め、「使いたい量がFreeプランでは足りない」と感じたタイミングでアップグレードするのが無駄のない判断だ。
注意点・失敗しやすいポイント
- 最初から大きなタスクを試さない:小さいスコープのシンプルなタスクからManusの感覚を掴んでから、規模を広げる
- クレジット残量を確認せずにタスクを始めない:大きいタスクを実行する前にクレジット残量を確認する習慣をつける
- 出力をそのまま使わない:Manusの出力は素材。数値・固有名詞・日付は一次情報で確認してから使う
- プロンプトを保存しない:うまくいった指示は必ずメモに残す。次回からの試行錯誤の時間を大幅に節約できる
- 失敗しても諦めない:最初は失敗することがある。指示を改善して再試行するだけで多くの問題は解決できる
まとめ——今日、manus.im にアクセスして最初のタスクを投げよう
Manusの始め方は難しくない。manus.imにアクセスしてアカウントを作り、Freeプランで最初のタスクを投げるだけだ。
最初のタスクに何を選ぶかが、Manusとの付き合い方を決める。「今週の業界ニュースをまとめてほしい」「競合3社の直近の動向を調べてほしい」——自分の仕事で毎週発生している「調べる作業」のひとつをManusに投げてみてほしい。
その最初の1回が、Manusを使いこなすためのすべての出発点になる。manus.imから今すぐ始められる。