【Figma】Japanese Font Pickerプラグインの使い方

Figma43のサムネイル

Figmaは、世界中のデザイナーに愛用されている優れたデザインツールですが、日本語フォントを効率的に選んだり適用したりするには、標準機能だけでは不十分なことがあります。そこで役立つのが「Japanese Font Picker」プラグインです。このプラグインを使うことで、日本語フォントに特化した機能を活用し、デザイン作業をよりスムーズに進めることができます。本記事では、「Japanese Font Picker」の使い方を「利用シーン」と「操作方法」の2つのセクションに分けて詳しく説明します。

利用シーン

「Japanese Font Picker」は、日本語フォントを扱う際の煩雑さを解消し、デザインプロセスを効率化するツールです。以下のような具体的な利用シーンで特に役立ちます。

日本語フォントの選択に時間がかかる場合

Figmaの標準フォント選択メニューでは、利用可能なフォントを一覧で見る際に視覚的なプレビューがなく、特に日本語フォントを探す際にはスクロールが必要で、選択作業が煩雑です。「Japanese Font Picker」では、フォントのプレビューが一覧で表示されるため、選びたいフォントを直感的に探せます。

具体例

プロジェクトで使用する見出しや本文用のフォントを複数比較することができます。 日本語の縦書きや横書きで異なるフォントスタイルを試すことができます。

ブランドガイドラインに合ったフォントの選定

ブランドデザインにおいては、適切なフォントの選定が視覚的な一貫性を保つ上で重要です。「Japanese Font Picker」を使うことで、ロゴやキャッチコピーなどに合うフォントを簡単に試しながら選ぶことができます。

具体例

クライアントの要望に沿ったフォントを迅速に見つけることができます。 ブランドのトーンに合ったフォントスタイルを比較検討することができます。

WebやアプリのUIデザイン

WebやアプリのUIデザインでは、日本語フォントの選定において読みやすさやデザインとの調和を確認することが重要です。「Japanese Font Picker」を利用すれば、Google Fontsやローカルフォントを手軽にプレビューし、プロジェクトに最適なフォントを選ぶことができます。

具体例

モバイルアプリのヘッダーテキストや本文に適したフォントを選ぶ。 ウェブデザインで読みやすい日本語フォントを効率よく選定する。

デザインの提案・プレゼンテーション用

複数のデザイン案をクライアントに提示する際、フォント選びがスムーズに行えることで、プレゼン資料の質が向上します。「Japanese Font Picker」を活用することで、短時間でフォントを切り替えながら適切な提案が可能になります。

具体例

クライアントに対して複数のフォントスタイルを比較して提案する。 プレゼンテーション資料の見栄えを向上させる。

操作方法

プラグインのインストール

1.Figmaの画面下部にあるプラグインをクリックします。

2.「Plugins」タブを選択し、検索バーに「Japanese Font Picker」と入力します。

3.プラグインが表示されたら、「実行」をクリックしてインストールを完了させます。

フォントリストの閲覧

「Japanese Font Picker」を起動すると、日本語フォント専用のリストが表示されます。

このリストには以下の特徴があります。

プレビュー付きのフォント一覧

フォント名とともに、実際の文字表示がプレビューとして示されます。これにより、デザインに合ったフォントを視覚的に選ぶことができます。

検索機能

フォント名を検索バーに入力することで、特定のフォントをすばやく見つけることができます。

カテゴリー分け

明朝体、ゴシック体、手書き風など、スタイルごとにフォントを絞り込むことが可能です。

フォントの選択と適用

フォントの選択

プレビューリストから使用したいフォントをクリックします。

フォントの適用

選択したフォントが即座に選択したテキストオブジェクトに適用されます。

プレビューのカスタマイズ

プラグイン内の設定でプレビューに表示されるサンプルテキストを変更できます。たとえば、「あいうえお」や「デザイン」という単語を入力して、実際に使用する文字列でプレビューを確認できます。

高度な設定

1. カスタムフィルタリング 特定のスタイル(例: ゴシック体、手書き風など)のフォントだけを表示するフィルタリングが可能です。

2. 最近使用したフォント 最近使用したフォントがリストの上部に表示され、頻繁に使用するフォントへのアクセスが容易になります。

3. Google Fontsのインテグレーション Figma内でGoogle Fontsの日本語フォントもプレビューと選択が可能です。これにより、ウェブデザインプロジェクトでもすぐに利用できます。

デザインへの応用

フォントを適用した後も、Figmaの標準機能を使ってさらに微調整できます。

文字間隔や行間の調整

フォントに合わせて間隔を調整し、読みやすさを向上させます。

色の変更

フォントスタイルに応じて、文字色をプロジェクト全体の配色に合わせます。

まとめ

「Japanese Font Picker」は、Figmaでの日本語フォント選択を大幅に効率化するプラグインです。特に、プレビュー付きのフォント一覧や柔軟な検索機能、カスタムフィルタリング機能が揃っているため、プロジェクトにぴったりのフォントを短時間で見つけることができます。

おすすめポイント

視覚的なフォントプレビューで選びやすい。 日本語特有のフォントニーズに応じた機能。 高度な検索とフィルタリングで作業が効率的に進む。 このプラグインを活用して、日本語フォントを使ったデザインの質と効率を向上させましょう。プロジェクトに最適なフォントを素早く見つけて、デザイン作業をより楽しく、効果的に進めてください。

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