Claude Code に同じ間違いを繰り返されたとき、どうすれば止められるか

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Claude Codeを使っていると、「また同じことをやっている」と感じる瞬間があります。

「コードを書くたびにvar宣言を使う(constで統一してほしいのに)」「毎回英語でコメントを書く(日本語にしてほしいのに)」「関数名の命名規則を守ってくれない」——こういった繰り返しのパターンに悩んでいる方へ、状況別の対処法を整理します。

なぜ同じミスが繰り返されるのか

まず、なぜ繰り返されるのかを理解することが解決への近道です。

理由は主に3つです。一つ目は「セッションをまたぐと前の指摘を忘れる」こと。Claude Codeは会話の文脈を記憶しますが、/clearやセッション終了で記憶はリセットされます。

二つ目は「指示が単発で終わっている」こと。「今回は〇〇してください」という指示は、次回には引き継がれません。

三つ目は「デフォルトの振る舞いが強い」こと。Claude Codeにはデフォルトのコーディングスタイルや判断基準があります。それが自分の方針と違う場合、一度の指摘では上書きされません。

対処法1:CLAUDE.mdに「やってほしくないこと」を書く

最も根本的で効果的な対処法です。プロジェクトのルートディレクトリに置くCLAUDE.mdに、繰り返しのミスを防ぐルールを明記します。

書き方の例として、「変数宣言はconstまたはletを使うこと。varは使用禁止」「コードのコメントはすべて日本語で書くこと」「関数名はキャメルケース(例:getUserName)で統一すること」「ファイル名はケバブケース(例:user-profile.ts)で統一すること」などがあります。

CLAUDE.mdに書いておけば、新しいセッションを始めるたびに自動的に読み込まれます。「毎回同じことを言わなければいけない」という状況を根本から解消できます。

対処法2:セッションの最初に「今日のルール」を伝える

CLAUDE.mdがない場合や、プロジェクト固有ではなくセッション固有のルールを設定したい場合は、セッションの最初に明示的にルールを伝えます。

「このセッションでは以下のルールを守ってください:変数宣言はconstのみ使用、コメントは日本語、エラー処理は必ずtry-catchで」という形でセッションの冒頭に宣言します。

対処法3:指摘の「強度」を上げる

同じ間違いが続いているとき、「このミスを毎回やっています。今後は絶対にやらないでください。これは今後このプロジェクト全体でのルールです」という強い表現で伝え直します。

「少し気になったのですが」という遠慮した表現より、「これは重要なルールです。以後必ず守ってください」という断定的な表現の方が、次の処理に反映されやすいです。

対処法4:「なぜそのルールがあるか」を一緒に伝える

「varは禁止」より「このプロジェクトはStrict modeを使っているためvarは使用できません。今後のすべてのコードでconstまたはletを使用してください」のように、理由もセットで伝えると理解と定着が向上します。

Claude Codeはルールの背景を理解した方が、例外的な状況でも適切に判断してくれます。

対処法5:/clearで問題のある文脈をリセットする

同じミスが続いているとき、会話の文脈がその方向に引っ張られている可能性があります。/clearでセッションをリセットして、新しいセッションでルールを最初から設定し直すことで解決することがあります。

長いセッションで「なんかおかしくなってきた」と感じたときの最初の手段として有効です。

対処法6:具体例を見せる

「こういう書き方ではなく、こういう書き方にしてほしい」という「NG例・OK例」を実際に見せる方法です。

「〇〇のような書き方はやめて、△△のような書き方にしてください」とコードを直接見せることで、抽象的な説明より明確に意図が伝わります。

それでも直らない場合

上記の方法をすべて試しても改善しない場合、そのルールはClaude Codeのデフォルト動作と強く競合している可能性があります。

選択肢は二つです。一つは、CLAUDE.mdにルールをより詳細・強調して記述する。もう一つは、そのルールを自動適用ではなく「生成後に修正する」ツール(LinterやFormatterなど)で担保する方法を検討することです。

Claude Codeですべてを制御しようとするより、適切なツールと組み合わせた方が安定することもあります。

根本的な防止策:最初にルールを決めて書く

同じミスを繰り返させない最善策は、「最初からCLAUDE.mdにルールを書いておく」ことです。

問題が起きてから修正するより、プロジェクト開始時点でCLAUDE.mdにコーディング規約・命名規則・禁止事項を書いておく方が、長期的には圧倒的に手間が少なくなります。

新しいプロジェクトを始めるとき、最初の5分でCLAUDE.mdを作る習慣をつけることをおすすめします。「あとで書こう」は「永遠に書かない」になりやすいです。

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