知人の店のロゴを作ることになりました。手元にあったのはPhotoshopです。文字を組んで、図形を置いて、それらしいものができました。データを渡したら、印刷所から連絡が来ました。看板に使うには、このデータでは荒れてしまう、と。
作り直しになりました。原因は腕ではなく、道具の選び方です。ロゴのように大きくも小さくも使うものは、Photoshopで作るものではなかったのです。この違いは、拡大したときにはっきり現れます。
この記事では、Adobe公式サイトの説明をもとに、IllustratorとPhotoshopの違いを整理します。機能の多寡ではなく、扱っているデータの成り立ちが違うという話です。内容は2026年9月2日に公式サイトを確認した時点のものです。
結論から言うと、Adobe公式サイトの「IllustratorとPhotoshopの違い」のページでは、2つの大きな違いは、それぞれのプログラムが使うファイルの種類と、編集対象がグラフィックか写真かという点にあると説明されています。Illustratorはベクターグラフィックを扱い、ピクセルを使わず数学フォーミュラに基づいて点、線、形、曲線を描くため、画像の質を維持したままサイズを変えられます。一方Photoshopの画像はラスターグラフィックで、ピクセルをベースとしています。
拡大したときに何が起きるか
違いを最も分かりやすく体感できるのが、拡大したときの挙動です。ここを理解すれば、あとの判断はほぼ自動的に決まります。
ベクターは、大きくしても荒れない
ベクターグラフィックとは、点や線や形を、位置と形状の情報として持っているデータのことです。Adobe公式サイトの説明では、ベクター画像とグラフィックはピクセルを使わず、数学フォーミュラに基づいて点、線、形、曲線を描いていると説明されています。
そのため、公式ページの記載どおり、画像の質を維持しながらサイズを大きくしたり小さくしたりすることができます。ディテールを失うことなく、大小どのようなサイズにも合わせられる、とも書かれています。
同じページには、ベクターアートは大きなバナーからポケットサイズの名刺に至るまであらゆるサイズに対応でき、看板やバナーに印刷するためのグラフィックをデザインするのであればIllustratorが最適なアプリだと説明されています。私が失敗したロゴは、まさにこの説明どおりの用途でした。
ラスターは、細かい表現に強い
一方、ラスターグラフィックとは、細かい点の集まりとして画像を持つデータのことです。公式サイトには、Photoshopの画像はラスターグラフィックであり、ベクター画像と違ってピクセルをベースとしていると記載されています。
そして重要なのが次の説明です。ラスター画像はベクター画像より、さらに細かく色や影を表すことができ、テクスチャのディテールをよく表現できるなど緻密な編集をすることができる、と書かれています。
つまり、どちらが優れているという話ではありません。サイズの自由が欲しいならベクター、色や質感の細かさが欲しいならラスターという、性質の違いです。写真はまさに色と影の連続なので、ラスターで扱うことになります。
それぞれが得意な作業
データの性質が違うので、得意な作業も分かれます。公式サイトの説明をもとに整理します。
Illustratorの守備範囲
公式サイトには、Illustratorはグラフィックデザイン用のアプリであり、グラフィックデザイナーはIllustratorを使ってベクターグラフィックを作成すると説明されています。看板やバナーに印刷するグラフィックのデザインが最適な用途として挙げられています。
また、描画の面についても記載があります。Illustratorを使用するデザイナーであれば、スタイラスやデジタルドローイングツールを使ってフリーハンドでグラフィックや画像を描くことができ、バーチャルのブラシ、ペン、インクやその他のツールをさまざまなデジタル表面で使うことができる、と説明されています。
ロゴ、アイコン、イラスト、図版。輪郭がはっきりしていて、拡大縮小して使うもの。これがIllustratorの領域です。
Photoshopの守備範囲
公式サイトには、Photoshopは業界標準の写真編集アプリになっており、小さな部分のレタッチから印象的なフォトアートまで確かな力となるアプリだと説明されています。
具体的な使い道としては、写真の切り抜き、写真の構図の調整、光の調整など、被写体を最高の仕上がりにするために使うと記載されています。さらに、熟練したアーティストならコラージュの作成や写真の合成に使うことができ、画像を重ねる、またはそれぞれ違う写真ファイルから自分だけの画像を作成することもできると説明されています。
撮った写真に手を入れる作業、複数の写真を組み合わせる作業。ここがPhotoshopの領域です。私が最初に混同していたのは、「画像を扱うソフト」という点だけを見て、その中身の違いを見ていなかったからでした。
どちらか一方を選ぶ話ではない
違いを整理すると、次に出てくるのは「どちらを買えばよいのか」という問いです。ただ、公式サイトの説明を読むと、そもそも併用が前提の設計になっていることが分かります。
同時に使えるように作られている
Adobe公式サイトには、IllustratorとPhotoshopは共にAdobe Creative Cloudに組み込まれており、同時に使えるようにプログラムされていると記載されています。
具体的には、Photoshopのファイルにillustratorで作った画像を取り入れ、ベクターファイルで作った画像をラスターファイルに統合させることができると説明されています。その逆も可能で、Illustratorで作成したグラフィックデザインを、より大きなPhotoshopの写真プロジェクトに簡単に収めることができるとも書かれています。
ロゴはIllustratorで作り、それを写真の上に配置する作業はPhotoshopで行う。この分担が想定されているということです。
ファイルをリンクすると、修正が一度で済む
ここは実務で効く話です。公式サイトには、IllustratorのファイルはPhotoshopのファイルとリンクさせることができ、これらの2つのファイルは基本的には独立したファイルであるにもかかわらず、IllustratorのファイルをPhotoshopのファイルの中で見ることができると説明されています。
そして、2つのファイルはリンクしているので、Illustratorのファイルで変更したことは、Photoshopのファイルでもベクターの部分に表示されると記載されています。つまり、Illustratorのベクターグラフィックに変更を加えると、Photoshopのファイルでも変更されるということです。
公式ページには具体例も挙げられています。日曜大工ストアのwebページで、Tシャツ、コーヒーカップ、ステッカー、その他の商品に同じロゴを施す場合、ロゴが作成されたIllustratorのファイルにPhotoshopの商品画像が関連づけられる、という説明です。ロゴを修正すれば、すべての商品画像に反映されます。
複数の文書やテンプレートで、ロゴやまったく同じグラフィックを使わなければならない場合にも便利だと書かれています。同じ素材を何度も貼り直す作業がなくなるという点だけでも、この仕組みを知る価値があります。
写真中心の人が、Illustratorを必要とする場面
この連載を読んでいる方の多くは、写真が中心だと思います。その場合、Illustratorは必要なのかどうか。私の判断基準を書いておきます。
要らない場合
撮った写真を現像して、不要物を消して、ブログやSNSに上げる。この流れで完結しているなら、Illustratorの出番はありません。写真は最初からラスターのデータなので、ベクターの利点が生きる場面がないからです。
写真の上に文字を載せる程度であれば、Photoshopの中で完結します。公式サイトの機能ページにも、テキストレイアウトに関する機能の説明があります。
要る場合
印刷物を作る予定があるなら話が変わります。名刺、チラシ、看板、のぼり。サイズが決まっていて、印刷所にデータを渡す前提のものは、ベクターで作るのが基本です。私が失敗したのはこの場面でした。
自分のロゴやアイコンを作る場合も同じです。一度作れば、名刺にもwebサイトにも看板にも使うことになります。作った時点でサイズが固定されてしまうデータだと、あとで困ります。
判断に迷ったときの質問
ひとつだけ自分に聞けば決まります。「これを、いま作っているサイズの10倍で使う可能性があるか」。あるならベクター、ないならラスターで問題ありません。
写真は10倍で使う前提がそもそもありません。ロゴやマークは、名刺と看板で軽く10倍以上の差が出ます。この一点で分けられます。
Photoshopだけでやろうとして失敗しやすいこと
私と同じ失敗をしないために、Photoshopで作ってしまいがちなものを挙げておきます。どれも、あとから困る典型です。
ロゴやマーク
最も多い失敗です。作った時点では画面用のサイズで足りていても、名刺、封筒、看板と用途が広がると必ず足りなくなります。ラスターで作ったロゴは、拡大するとどこかで破綻します。
公式サイトの説明にあるとおり、ベクターはディテールを失うことなく大小どのようなサイズにも合わせられます。ロゴのように長く使うものほど、この性質が効いてきます。
図解やチャート
資料に載せる図解も同じです。画面で見るぶんには問題なくても、プロジェクターで投影したり、印刷して配ったりすると粗さが目立ちます。線と文字でできている図は、ベクターで作るほうが素直です。
あとから内容を修正する場合も、ベクターのほうが扱いやすくなります。線の位置や文字を、形として持っているためです。
印刷所に渡すデータ
入稿の要件は印刷所によって異なります。渡す前に、どの形式で作ればよいかを確認するのが確実です。私は確認せずに作って、作り直しになりました。
写真がメインの印刷物であればPhotoshopでも問題ない場合がありますし、文字やロゴが主体ならベクターが求められることがあります。作り始める前に、出口の条件を聞いておく。これだけで無駄な作業がなくなります。
写真とグラフィックが混ざる場面をどう組み立てるか
実務でよくあるのは、写真とグラフィックが混ざった1枚を作る場面です。商品写真の上にロゴと価格を載せたバナー、人物写真に文字を重ねたサムネイル。こうした制作物をどう組み立てるかを整理しておきます。
写真が主役なら、Photoshopを土台にする
画面の大部分を写真が占めるなら、Photoshopで作業を進めるのが素直です。写真の色や明るさを調整しながら、文字の位置を決めていけます。公式サイトの説明でも、Illustratorで作成したグラフィックデザインを、より大きなPhotoshopの写真プロジェクトに簡単に収めることができるとされています。
ロゴなどベクターで持っておきたい要素だけを別ファイルにして、リンクで読み込む。この形にしておけば、写真の調整とロゴの修正を独立して行えます。
図や文字が主役なら、ベクター側を土台にする
逆に、文字や図が主体で、写真は一部に配置されるだけという構成なら、ベクター側で組むほうが扱いやすくなります。文字のサイズや配置を何度も調整する作業は、ベクターのほうが向いているためです。
この場合、写真はあらかじめPhotoshopで仕上げておき、配置するだけの状態にしておきます。役割を分けておくと、修正が入ったときにどちらを開けばよいかで迷いません。
迷ったら、最終的な出口で決める
判断がつかないときは、その制作物が最後にどこへ出ていくかで決めます。webに画像として載せるだけなら、Photoshopで完結させても支障は出にくいです。印刷所に渡すなら、要件を先に確認してから作り方を決めます。
私は作り方から入って失敗しました。出口から逆算していれば、最初の1回で終わっていた作業でした。どう作るかより、どこで使うかを先に決める。この順番はどの制作物にも当てはまります。
素材は種類ごとに分けて保管する
制作物が増えてくると、どのファイルが元データなのか分からなくなります。写真の元データ、加工済みの画像、ロゴなどのベクター素材。この3つを分けて保管しておくだけで、修正のたびに探す時間がなくなります。
とくにロゴのようなベクター素材は、一度作ったら何年も使い続けることになります。どこにあるか分からなくなった時点で、作り直しの可能性が出てきます。保管場所を決めておくことは、データの性質を理解することと同じくらい実務では効きます。
名前が似ている他のアプリとの関係
2つの違いを整理すると、次に気になるのが他のアプリとの関係です。Adobeには写真やデザインを扱うアプリが複数あるので、ここも簡単に触れておきます。
Lightroomは現像と管理の担当
Adobe公式サイトのよくある質問のページでは、Lightroom Classicについて、デスクトップコンピューターでの大量の写真の読み込み、処理、整理、公開に特化した製品と説明されています。Lightroomについては、モバイル、web、デスクトップのどこからでも写真を編集、整理、保存、共有できるクラウドベースのサービスと説明されています。
撮った写真を選別して色を整えるのがLightroom、その1枚に手を入れて作り替えるのがPhotoshop、拡大縮小して使うグラフィックを作るのがIllustrator。この3つの分担で考えると、迷う場面が減ります。
Adobe Expressはテンプレートから作る
Adobe Expressは、テンプレートをもとにSNS投稿やバナーなどを手早く作るためのアプリです。Adobe公式サイトのPhotoshopのプラン比較ページを2026年9月2日に確認した時点では、Photoshopの単体プランにAdobe Expressのプレミアムプランが含まれると記載されていました。
ゼロから設計するのではなく、決まった型に素材を流し込んで量産する。この使い方であれば、IllustratorやPhotoshopを開くまでもない場面があります。作りたいものの自由度で選び分けるとよいと思います。
まず1つに絞って覚える
複数のアプリを同時に覚えようとすると、どれも中途半端になります。写真が中心ならPhotoshopから、印刷物やロゴを作る必要があるならベクターを扱えるアプリから。自分の作業で頻度が高いほうを1つ決めて、そこから始めるのが確実です。
私は最初に手を出した1つで無理をして、結果的に作り直しになりました。2つ目が必要になるのは、1つ目で足りない場面に実際にぶつかったときです。その時点で追加すれば遅くありません。無料体験を使えば、必要かどうかを試してから判断できます。
順番としては、実際に困ってから増やすほうが失敗しません。使わないアプリを抱えても、覚える時間と費用がかかるだけです。逆に、必要になった場面ははっきり分かります。印刷所から要件を指定されたとき、ロゴを別サイズで求められたとき。そのときが増やすタイミングです。
両方使うなら、どのプランになるか
以下は2026年9月2日にAdobe公式サイトで確認した記載にもとづく整理です。価格やプラン内容は変更される場合があるため、契約の前には最新の情報を公式サイトでご確認ください。
フォトプラン
写真が中心で、印刷物やロゴを作る予定がない人に向いています
Photoshopのデスクトップ版、web版、モバイル版に加えてLightroomが含まれると記載されています。撮影から現像、レタッチまでを1つの契約で通せます。ベクターの作業が発生しないなら、これで足ります。
Adobe Photoshop(単体プラン)
画像加工とSNS素材づくりが中心の人に向いています
Photoshopのデスクトップ版、web版、モバイル版に加えて、Adobe Expressのプレミアムプランが含まれると記載されています。テンプレートから素材を作る工程が多いなら、この構成が噛み合います。
Creative Cloud Pro
PhotoshopとIllustratorの両方を使う人に向いています
Photoshopを含む20以上のアプリが対象と記載されています。特別価格が表示されている場合は、最初の3か月が対象であること、新規のご契約者のみが条件であることが明記されています。複数のアプリを個別に契約している場合は、合計額と比べてみる価値があります。
どのプランにも7日間の無料体験が案内されています。判断に迷う場合は、実際に自分が作りたいものを1つ作ってみるのが確実です。
よくある質問
Q1. IllustratorとPhotoshopの違いは何ですか
Adobe公式サイトの「IllustratorとPhotoshopの違い」のページには、2つの大きな違いは、それぞれのプログラムが使うファイルの種類と、編集対象がグラフィックか写真かという点にあると説明されています。Illustratorはグラフィックデザイン用のアプリでベクターグラフィックを作成し、ベクター画像はピクセルを使わず数学フォーミュラに基づいて点、線、形、曲線を描いているため、画像の質を維持したままサイズを変えられます。一方Photoshopの画像はラスターグラフィックで、ピクセルをベースとしています。この内容は2026年9月2日時点の記載にもとづきます。
Q2. ロゴはどちらで作るべきですか
拡大縮小して使うものなので、ベクターで作るのが基本です。Adobe公式サイトには、ベクターによるアート作品はディテールを失うことなく大小どのようなサイズにも合わせられること、ベクターアートは大きなバナーからポケットサイズの名刺に至るまであらゆるサイズに対応できること、看板やバナーに印刷するためのグラフィックをデザインするのであればIllustratorが最適なアプリであることが説明されています。ロゴは名刺にも看板にも使うことになるため、サイズが固定されるデータで作ると、あとから作り直しになる可能性があります。
Q3. 写真の編集にIllustratorは使えますか
写真の編集はPhotoshopの領域です。Adobe公式サイトには、Photoshopは業界標準の写真編集アプリになっており、写真の切り抜き、写真の構図の調整、光の調整などに使うと説明されています。またラスター画像はベクター画像よりさらに細かく色や影を表すことができ、テクスチャのディテールをよく表現できるなど緻密な編集ができるとも記載されています。写真は色と影の連続で構成されているため、ラスターで扱うことになります。
Q4. 両方を同時に使うことはできますか
できます。Adobe公式サイトには、IllustratorとPhotoshopは共にAdobe Creative Cloudに組み込まれており、同時に使えるようにプログラムされていると記載されています。Photoshopのファイルにillustratorで作った画像を取り入れ、ベクターファイルで作った画像をラスターファイルに統合させることができ、その逆も可能であると説明されています。Illustratorで作成したグラフィックデザインを、より大きなPhotoshopの写真プロジェクトに収めることもできるとされています。ロゴはIllustrator、写真への配置はPhotoshop、という分担が想定されています。
Q5. ロゴを修正したら、使っている画像を全部作り直しですか
リンクを使えば作り直しは不要です。Adobe公式サイトには、IllustratorのファイルはPhotoshopのファイルとリンクさせることができ、2つのファイルは基本的には独立したファイルであるにもかかわらず、IllustratorのファイルをPhotoshopのファイルの中で見ることができると説明されています。そして、Illustratorのファイルで変更したことはPhotoshopのファイルでもベクターの部分に表示されると記載されています。公式ページでは、Tシャツ、コーヒーカップ、ステッカーなどの商品画像に同じロゴを施す例が挙げられており、複数の文書やテンプレートで同じグラフィックを使う場合に便利だとされています。
Q6. 写真が中心なら、Illustratorは要りませんか
撮った写真を現像し、不要物を消して、ブログやSNSに上げる。この流れで完結しているなら、Illustratorの出番はほとんどありません。写真は最初からラスターのデータなので、ベクターの利点が生きる場面がないためです。一方、名刺やチラシ、看板といった印刷物を作る予定がある場合や、自分のロゴやアイコンを作る場合は必要になります。判断の目安として、その素材を今作っているサイズの10倍で使う可能性があるかどうかを考えてみてください。あるならベクター、ないならラスターで問題ありません。
Q7. Illustratorでイラストを描くこともできますか
できます。Adobe公式サイトには、Illustratorを使用するデザイナーであれば、スタイラスやデジタルドローイングツールを使ってフリーハンドでグラフィックや画像を描くことができると説明されています。バーチャルのブラシ、ペン、インクやその他の効果的なツールを、さまざまなデジタル表面で使うことができるとも記載されています。線や形で構成される絵であればベクターの利点が生きますが、絵柄や表現によってはラスターのほうが向く場合もあります。どちらで描くかは、仕上げたい質感と、使うサイズによって決めてください。
Q8. 両方使うにはどのプランを選べばよいですか
2026年9月2日にAdobe公式サイトのPhotoshopのプラン比較ページを確認した時点では、Creative Cloud ProについてPhotoshopと20以上のアプリを利用できると記載されていました。特別価格が表示されている場合は、最初の3か月が対象であること、新規のご契約者のみが条件であることが明記されています。写真だけで足りるならフォトプラン、画像加工とデザイン素材づくりが中心なら単体プランという分かれ方になります。価格やプラン内容は変更される場合があるため、契約の前には公式サイトで最新の情報をご確認ください。
まとめ
IllustratorとPhotoshopの違いは、機能の多さではなく、扱っているデータの成り立ちにありました。公式サイトの説明では、大きな違いはファイルの種類と、編集対象がグラフィックか写真かという点にあるとされています。
ベクターは点や線を数式で持っているため、拡大しても質が落ちません。ラスターはピクセルで持っているため、色や影を細かく表現でき、写真の編集に向きます。この性質の違いが、そのまま得意な作業の違いになっています。
そして、どちらか一方を選ぶ話でもありませんでした。2つは同時に使えるように作られていて、ファイルをリンクすれば、Illustrator側の修正がPhotoshop側にも反映されます。ロゴを直したら、それを使ったすべての商品画像に反映される。この仕組みを知っているかどうかで、修正作業の量が変わります。
写真が中心で印刷物を作る予定がないなら、Photoshopを含むプランで足ります。ロゴや印刷物を作る予定があるなら、ベクターを扱えるアプリが必要になります。私のように作り直しになる前に、出口の条件を確認しておいてください。どのプランに何が含まれるかは公式サイトで見比べられます。無料体験もあるので、実際に作りたいものを1つ作ってから決めるのが確実です。
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