
スプレッドシートを複数のユーザーと共有して作業していると、誰がいつどのような変更を加えたのかを把握することが重要になります。特に誤ってデータを削除した場合や、不明な変更が発生した場合、編集履歴を確認することで適切な対応が可能になります。本記事ではGoogle スプレッドシートやExcelを使用した編集履歴の確認方法について詳しく解説します。
Google スプレッドシートの編集履歴の確認方法
Google スプレッドシートでは編集履歴(バージョン履歴)を簡単に確認できます。以下の手順で履歴をチェックしましょう。
バージョン履歴を表示する
Google スプレッドシートを開く
画面上部の「ファイル」メニューをクリック
「変更履歴」→「変更履歴を表示」を選択
これによりスプレッドシートの編集履歴が表示され、過去のバージョンごとの変更内容を確認できます。
編集者ごとの変更を確認する
バージョン履歴の右側には各バージョンの編集者と編集時間が表示されます。特定のバージョンをクリックすると変更内容がハイライト表示され、誰がどの部分を修正したのかが視覚的にわかります。
過去のバージョンに復元する
バージョン履歴のリストから復元したいバージョンを選択
画面上部の「この版を復元」をクリック
これにより誤って編集した内容を元に戻すことができます。
名前付きバージョンを保存する
重要な変更があった場合は特定のバージョンに名前を付けて保存すると便利です。
「バージョン履歴」→「バージョン履歴を表示」を開く
「このバージョンに名前を付ける」をクリック
任意の名前を入力し保存
これにより大切な状態をいつでも呼び出せるようになります。
変更履歴を活用するメリット
データの復元が容易になる
編集履歴を確認できると誤った変更をすぐに元に戻せます。データが消失した際には過去のバージョンに復元することで問題を解決できます。
誰が何を変更したかがわかる
チームで作業している場合、誰がどのような変更を行ったのかを把握できるため責任の所在を明確にできます。
重要な変更を記録できる
バージョン履歴を活用すると重要な変更のタイミングや内容を明確に記録できるため、誤操作を防ぐことができます。
まとめ
スプレッドシートは「変更履歴」機能を使って変更履歴を簡単に確認・復元可能です。
これらの機能を活用し、チームでの作業効率を向上させましょう。
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