「Manus をうまく使えていない気がする」という人の多くは、プロンプト(依頼文)の書き方がうまくいっていないケースが多い。同じ Manus でも、依頼の仕方で結果の質が大きく変わる。
この記事では、実際によく使い、効果が高かったプロンプトテンプレート10選をまとめた。コピーしてそのまま使えるよう、[ ] の部分を自分の情報に置き換えるだけで使えるようにしている。
リサーチ系プロンプト
テンプレート1:企業・競合調査
【テンプレート】
「[企業名] について、以下の観点で調べてまとめてください。①事業概要と主要サービス ②強みと差別化ポイント ③最近の動向(直近6ヶ月)④課題・弱点(外部から見た観点で)⑤採用・組織の特徴。比較表形式でまとめてください。」
【使いどころ】商談前・提案前の企業理解、競合分析、M&A候補のスクリーニングなど。
テンプレート2:業界トレンド調査
【テンプレート】
「[業界名] の直近1年のトレンドを教えてください。特に①注目すべき技術・サービスの変化 ②主要プレイヤーの動向 ③規制・法改正の動き ④消費者・ユーザーの変化 ⑤今後1〜2年の注目点、の観点でまとめてください。」
【使いどころ】新規事業の検討、経営会議の準備、市場参入の検討など。
テンプレート3:特定テーマの比較調査
【テンプレート】
「[テーマA] と [テーマB](と [テーマC])を比較してください。比較軸は①機能・特徴 ②コスト ③対象ユーザー ④強み・弱み ⑤向いているケース。表形式でまとめた後、簡単な推薦コメントを加えてください。」
【使いどころ】ツール選定、サービス比較、導入検討など。
テンプレート4:市場規模・成長性の調査
【テンプレート】
「[市場名] の市場規模と成長性を調べてください。①現在の市場規模(できれば金額・件数) ②過去3〜5年のトレンド ③今後の成長予測 ④主要プレイヤーのシェア ⑤成長の主な要因と課題、をまとめてください。データの出典も教えてください。」
【使いどころ】新規事業の市場調査、投資判断の前調査、事業計画の根拠づくりなど。
ビジネス活用系プロンプト
テンプレート5:商談・面接前の人物調査
【テンプレート】
「[人物名(肩書き・所属)] について、公開情報の範囲で調べてください。①経歴・キャリアの概要 ②発信しているテーマや考え方 ③最近のインタビュー・登壇・SNS の発信 ④関心を持っていそうな話題。商談前の参考情報として整理してください。」
【使いどころ】重要な商談・面接・取材前の事前調査。
テンプレート6:ニュースダイジェスト(週次)
【テンプレート】
「[業界・テーマ] に関する直近1週間の主要ニュースを5〜7件まとめてください。各ニュースについて①概要(3行以内) ②ビジネスへの示唆・影響、を書いてください。重要度順に並べてください。」
【使いどころ】週次の情報収集ルーティン、社内共有用レポートの作成など。
テンプレート7:自社への影響分析
【テンプレート】
「[ニュース・動向・法改正の内容] という動きがあります。私たちは [自社のビジネス内容] をしています。このトレンドが自社に与える影響(プラス・マイナス両面)を分析し、検討すべきアクションを提案してください。」
【使いどころ】業界ニュースを自社戦略に繋げる分析、経営会議の議題準備など。
学習・整理系プロンプト
テンプレート8:知らない分野の基礎学習
【テンプレート】
「[テーマ・分野] について全く知らない人向けに、以下の構成で解説してください。①基本的な定義と概要 ②主要な概念・用語(5〜8つ) ③実際の活用例・ケーススタディ ④よくある誤解 ⑤この分野を深く学ぶための次のステップ。」
【使いどころ】新しい分野の立ち上げ前の基礎知識習得、社内勉強会の準備など。
テンプレート9:複雑な情報の整理
【テンプレート】
「以下の情報(または文書)を整理してください:[情報・文書の内容]。①要点3〜5点 ②背景と経緯 ③課題・論点 ④関係者の立場・意図 ⑤私たちが判断するために必要な情報は何か、の観点で整理してください。」
【使いどころ】長い資料の要約、複雑な状況の整理、議事録の要点抽出など。
テンプレート10:プロ視点のチェック
【テンプレート】
「以下の [企画書・提案書・戦略案] について、批判的な視点でフィードバックをください:[内容]。①論理的な弱点・矛盾 ②想定されるリスク ③見落としている観点 ④競合や市場から見たときの懸念点、を指摘してください。厳しめで構いません。」
【使いどころ】提案書・企画書の自己レビュー前、プレゼン前の想定問答準備など。
プロンプトを使いこなすための3原則
- 目的を最初に書く:「〇〇のために」「△△の場面で使うために」という文脈を冒頭に入れると、Manus の出力がより実用的になる
- 出力形式を明示する:「比較表形式で」「箇条書きで」「500字以内で」など、受け取り方を指定すると後の使いやすさが変わる
- 制約・前提を伝える:「直近6ヶ月の情報を中心に」「日本国内の情報を優先して」「初心者向けに」など、絞り込み条件を入れると精度が上がる
よくある質問
Q. テンプレートをそのまま使っていいですか?
はい、[ ] の部分を自分の情報に置き換えてそのまま使えます。使っていくうちに、自分の業務に合わせてカスタマイズしていくと、より精度の高い結果が得られます。
Q. テンプレートを使っても期待通りの結果が出ないことがあります。
結果が物足りないときは、「もっと具体的に」「〇〇の部分を掘り下げて」「別の角度から再調査して」という追加依頼を入れてみてください。
Q. テンプレートをどこに保存しておくといいですか?
Notion のデータベースや Google スプレッドシートがおすすめです。「テンプレート名」「用途」「プロンプト文」の3列で管理すると使いやすいです。
Q. 英語でプロンプトを書いた方が精度が上がりますか?
英語の一次情報が必要なリサーチは英語で依頼すると精度が上がることがあります。日本語情報がメインのリサーチは日本語で問題ありません。
Q. 10個以外で特におすすめのプロンプトはありますか?
「直近1ヶ月の [業界] の主要ニュースから、来年の注目トレンドを予測して」という未来予測型のプロンプトも有効です。情報整理だけでなく、思考の素材を提供してもらう使い方です。