IT業界は日々進化を続け、新しい技術や専門用語が次々と登場しています。新卒社員やこれからIT業界でキャリアをスタートさせる方にとって、業界の「キーワード」を理解しておくことは非常に重要です。この記事では、IT業界でよく使われる頻出ワード100個を、初心者でも分かりやすく解説します。これを読めば、業務の中で見かける専門用語や、会話でよく登場する言葉がすぐに理解できるようになります!まずは、基本的な用語をしっかり押さえて、業界の理解を深めましょう。
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用語集
1. API(Application Programming Interface)
APIは、異なるアプリケーションが互いに通信するための「橋渡し役」です。例えば、天気予報のアプリが外部の天気データを使って情報を表示する場合、そのデータを取得するためにAPIが使われます。
2. Git
Gitは、プログラムの変更履歴を管理するツールです。コードを共同で作業する際、誰がどんな変更をしたかがわかるようになり、過去のバージョンに戻したりできます。
3. AWS(Amazon Web Services)
AWSは、インターネット上で使えるコンピュータやストレージを提供するサービスです。例えば、ウェブサイトのデータをインターネット上のサーバーに保存したり、必要なだけ計算リソースを借りることができます。
4. SQL(Structured Query Language)
SQLは、データベースを操作するための言語です。データを検索したり、追加したり、更新したりするために使います。例えば、会員情報をデータベースから引き出して表示する時に使います。
5. JavaScript
JavaScriptは、ウェブページに動きをつけたり、インタラクションを追加するためのプログラミング言語です。例えば、ボタンをクリックすると表示が変わる、入力フォームを送信する際にエラーチェックを行う、などに使われます。
6. クラウドコンピューティング
クラウドコンピューティングは、インターネットを通じてコンピュータの力を借りることです。自分のPCに何も保存しなくても、オンラインでデータを管理したり、アプリを使ったりできます。
7. HTML(HyperText Markup Language)
HTMLは、ウェブページを作るための言葉です。ウェブページに表示する文章や画像をどこに置くか決めるために使います。
8. CSS(Cascading Style Sheets)
CSSは、HTMLで作ったウェブページに「デザイン」を与えるための言葉です。色やフォント、ページのレイアウトを設定できます。
9. データベース
データベースは、情報を効率よく保存・管理するためのシステムです。例えば、お店の顧客情報や商品情報を管理するために使います。
10. GitHub
GitHubは、Gitを使ってコードをインターネット上で管理するためのサービスです。チームでコードを共有したり、バグを修正したりする際に使います。
11. バックエンド
バックエンドは、アプリやウェブサイトの裏側で動いている部分です。データの管理や、ユーザーのリクエストに対して処理を行う役割を持っています。
12. フロントエンド
フロントエンドは、アプリやウェブサイトで実際に見える部分のことです。ユーザーが直接触るデザインや操作部分を作る仕事です。
13. CI/CD(Continuous Integration/Continuous Deployment)
CI/CDは、開発したプログラムを自動でテストして、すぐに本番環境に反映させる仕組みです。プログラムの品質を保ちつつ、素早く新しいバージョンをリリースできます。
14. NoSQL
NoSQLは、データを保存するための新しい方法です。伝統的なデータベース(SQL)とは異なり、より柔軟で、大量のデータを扱いやすい特徴があります。
15. Kubernetes
Kubernetesは、複数のコンピュータで動くアプリケーションを効率的に管理するためのツールです。大規模なシステムを運用する際に必要です。
16. Docker
Dockerは、アプリケーションをコンテナと呼ばれる箱に入れて、どこでも同じように動作させるためのツールです。開発環境と本番環境で動作に差が出ないようにします。
17. REST(Representational State Transfer)
RESTは、ウェブアプリケーション間で情報をやり取りするためのルールです。シンプルでわかりやすく、広く使われています。
18. クラウドストレージ
クラウドストレージは、インターネット上でデータを保存するサービスです。例えば、Google DriveやDropboxにファイルを保存して、どこからでもアクセスできます。
19. インフラストラクチャ
インフラストラクチャは、システムやアプリケーションを支える基本的な仕組みです。サーバーやネットワーク、データベースなどが含まれます。
20. セキュリティポリシー
セキュリティポリシーは、システムやデータを守るためのルールです。例えば、パスワードをどのように管理するか、どのデバイスからアクセスを許可するかなどを決めます。
21. SQLインジェクション
SQLインジェクションは、悪意を持った攻撃者が、データベースを操作するSQLコードをウェブアプリケーションに入力することで、情報を盗み出したり、不正にデータを変更する攻撃方法です。適切な入力検証を行うことで防ぐことができます。
22. TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)
TCP/IPは、インターネットやネットワークでデータをやり取りするための基本的なルール(プロトコル)です。TCPはデータを正しく送る方法、IPはどこに送るかを決める方法です。これによって、世界中のコンピュータが互いに通信できるようになります。
23. マイクロサービスアーキテクチャ
マイクロサービスアーキテクチャは、大きなアプリケーションを小さな独立した部分(サービス)に分けて開発・運用する方法です。これにより、システムのスケーリングや管理がしやすくなります。例えば、eコマースサイトの場合、決済処理、商品検索、ユーザー管理などをそれぞれ別のサービスとして管理します。
24. プライベートクラウド
プライベートクラウドは、企業などが自分専用に設置するクラウド環境です。公共のクラウド(AWSやGoogle Cloud)とは異なり、特定の組織だけが利用できるため、セキュリティや制御が強化されています。
25. VPS(Virtual Private Server)
VPSは、物理サーバーを仮想的に分割して、独立したサーバーのように使えるサービスです。共有サーバーよりも高い自由度があり、自分だけの環境でアプリケーションを運用できます。
26. VPN(Virtual Private Network)
VPNは、安全にインターネットを通じて企業の内部ネットワークに接続するための技術です。外出先でも自宅でも、会社のネットワークにアクセスして作業することができます。
27. XSS(Cross-Site Scripting)
XSSは、ウェブサイトに悪意のあるスクリプトを挿入して、ユーザーの情報を盗み取る攻撃方法です。ウェブサイト側での適切なサニタイズ(入力値の検証)を行うことで、防ぐことができます。
28. フィッシング
フィッシングは、偽のウェブサイトやメールを使って、ユーザーの個人情報やログイン情報を盗む詐欺行為です。銀行や企業の正規のものに見せかけたサイトに誘導して、情報を入力させます。
29. SSL/TLS(Secure Sockets Layer/Transport Layer Security)
SSL/TLSは、インターネット上でのデータ通信を暗号化し、安全に行うための技術です。ウェブサイトのURLが「https://」で始まる場合、SSL/TLSを使って通信が保護されています。
30. IoT(Internet of Things)
IoTは、物理的な「モノ」をインターネットに接続して、データを交換したり、リモートで操作したりする技術です。例えば、スマート家電やウェアラブルデバイスがIoTの一例です。
31. パスワード管理
パスワード管理は、安全にパスワードを保存・管理するための方法です。パスワードマネージャーを使用すると、複数のパスワードを一元的に管理でき、安全にログイン情報を保護できます。
32. AI(Artificial Intelligence)
AI(人工知能)は、コンピュータに人間のように「考えさせる」技術です。画像認識や自然言語処理、予測分析など、様々な分野で活用されています。例えば、Amazonの推薦システムや自動運転車に使われています。
33. 機械学習(Machine Learning)
機械学習は、AIの一分野で、コンピュータがデータからパターンを学び、予測や分類を行う技術です。たとえば、メールの迷惑メール判定や製品の需要予測などに使われます。
34. ディープラーニング(Deep Learning)
ディープラーニングは、機械学習の一種で、特に大量のデータを処理するために「ニューラルネットワーク」を使う方法です。画像や音声認識など、非常に高精度な分析が可能です。
35. RPA(Robotic Process Automation)
RPAは、パソコンでの定型的な作業をソフトウェアロボット(ボット)に任せる技術です。これにより、人間が行う必要のない作業を自動化し、効率化を図ります。例えば、データ入力やファイル整理などを自動化できます。
36. マシンビジョン
マシンビジョンは、コンピュータがカメラやセンサーを使って画像を解析し、物体を認識したり、品質チェックを行ったりする技術です。製造業などで使われ、製品の検査や自動化に活用されています。
37. スケーラビリティ
スケーラビリティは、システムが増大するデータや利用者に対して、適切に拡張できる能力を指します。システムが急成長しても、パフォーマンスを維持できるかが問われます。
38. ロードバランサー
ロードバランサーは、サーバー間でアクセスを分散させ、どのサーバーにも均等に負荷をかけるためのツールです。これにより、システムが安定して動作し続け、パフォーマンスを維持できます。
39. データセンター
データセンターは、大量のサーバーやストレージを設置して、データの保存・管理を行う施設です。インターネット上のサービスは、このデータセンターに依存しており、24時間稼働しています。
40. プロトタイプ
プロトタイプは、製品やシステムの初期の試作版です。完成品を作る前に、その機能やデザインが正しいかどうかを確認するために使います。例えば、ウェブサイトのデザインを決める前に簡単なモデルを作ることが多いです。
41. デバッグ
デバッグは、プログラムのバグ(不具合)を見つけて修正する作業です。ソフトウェア開発者は、エラーが発生した際にその原因を特定し、修正するためにデバッグツールを使います。
42. アジャイル開発
アジャイル開発は、ソフトウェアを小さなステップで開発し、頻繁にフィードバックを受けながら進める方法です。これにより、プロジェクトの変更に柔軟に対応できます。
43. Scrum(スクラム)
Scrumは、アジャイル開発の一種で、チームが短期間で計画・開発・レビューを繰り返しながら進める手法です。毎日のミーティングで進捗を確認し、課題を解決していきます。
44. バージョン管理
バージョン管理は、ソースコードやドキュメントの履歴を保存し、変更内容を管理する方法です。Gitなどのツールを使って、コードがどのように進化していったかを追跡できます。
45. データマイニング
データマイニングは、大量のデータから有益な情報を抽出する技術です。たとえば、顧客の購買履歴を分析して、今後購入しそうな商品を予測することができます。
46. APIキー
APIキーは、APIを利用する際に必要な「認証コード」です。これを使って、APIが提供するサービスを安全に利用できるようになります。
47. ファイアウォール
ファイアウォールは、ネットワークを外部の不正アクセスから守るためのセキュリティシステムです。内部ネットワークと外部ネットワークを分け、許可された通信だけを通過させ、不正な通信をブロックします。
48. ロードテスト
ロードテストは、システムに負荷をかけて性能をチェックするテストです。例えば、ウェブサイトが急にアクセスが増えた場合に、サーバーが耐えられるかどうかを確認するために行います。
49. インターフェース
インターフェースは、異なるシステムやソフトウェアが互いに情報をやり取りするための接点です。例えば、ユーザーが操作する画面(UI)や、システム間でデータを交換するためのAPIもインターフェースの一種です。
50. UX(ユーザーエクスペリエンス)
UXは、ユーザーが製品やサービスを使用した際に感じる「体験」です。使いやすさや満足度が重要で、良いUXデザインはユーザーが製品を使い続けたくなるようにします。
51. UI(ユーザーインターフェース)
UIは、ユーザーが製品やサービスを操作するための画面や操作部品です。ボタン、テキストボックス、メニューなどがUIにあたります。UIが直感的で使いやすければ、UXも向上します。
52. CI(Continuous Integration)
CIは、ソフトウェアの開発中に頻繁にコードを統合(マージ)することです。これにより、早期にバグを発見して修正でき、品質を保ちながら開発を進められます。
53. CD(Continuous Deployment)
CDは、ソフトウェアが自動的に本番環境にデプロイ(配布)される仕組みです。CIと組み合わせて、開発したコードが素早く本番環境に反映され、より早い開発サイクルを実現します。
54. アーキテクチャ
アーキテクチャは、システム全体の設計や構造を指します。システムをどのように構成するか、どの技術を使うかを決めることで、システムの性能や安定性が決まります。
55. アルゴリズム
アルゴリズムは、問題を解決するための「手順」です。例えば、データを並べ替える際の方法(ソートアルゴリズム)や、検索方法(検索アルゴリズム)があります。
56. データレプリケーション
データレプリケーションは、データを複製して別の場所に保存することです。これにより、データが失われるリスクを減らし、システムの信頼性を高めます。
57. システムインテグレーション(SI)
システムインテグレーションは、異なるシステムやアプリケーションを組み合わせて、1つの大きなシステムとして動かすことです。企業が複数のシステムを効率的に連携させるために行います。
58. サーバーレスアーキテクチャ
サーバーレスアーキテクチャは、サーバーの管理をクラウドサービスプロバイダーに任せる仕組みです。開発者はサーバーを意識せずにコードを書くだけで、運用負担が減ります。
59. バーチャルリアル
バーチャルリアルは、仮想空間に人や物を再現する技術です。VR(Virtual Reality)やAR(Augmented Reality)が代表的です。VRは完全に仮想の世界に入り込む技術、ARは現実世界に仮想の物を重ねる技術です。
60. クロスブラウザ
クロスブラウザとは、ウェブサイトが異なるブラウザ(Chrome、Firefox、Safariなど)で同じように表示・動作することです。ウェブ開発者は、ブラウザ間での表示や動作の違いをなくすために工夫します。
61. フィードバックループ
フィードバックループは、あるシステムの結果を受けて、それを元にシステムの動作を改善するプロセスです。例えば、ユーザーからの意見を取り入れて、次のバージョンで機能を改善することがフィードバックループです。
62. コンテナ化
コンテナ化は、アプリケーションを必要なすべてのファイルと依存関係を一つの「コンテナ」に入れて、どこでも同じ環境で動かせるようにする方法です。Dockerが代表的なツールです。
63. データプライバシー
データプライバシーは、個人情報や企業のデータを適切に管理し、守ることです。ユーザーのプライバシーを侵害しないよう、データを取り扱う際に法律や規制に従う必要があります。
64. フィルタリング
フィルタリングは、特定の条件に基づいてデータを選別する方法です。例えば、特定の期間に関するデータを抽出する、悪意のあるメールを自動でブロックするなどの用途があります。
65. パフォーマンスチューニング
パフォーマンスチューニングは、システムやアプリケーションの動作を速くするための調整作業です。サーバーの設定を変更したり、コードを最適化することで、処理速度や応答時間を改善します。
66. クラウドネイティブ
クラウドネイティブは、クラウド環境を前提に設計・開発されたアプリケーションやシステムです。スケーラビリティや柔軟性を最大限に活用し、クラウドの利点を最大化します。
67. アダプティブデザイン
アダプティブデザインは、異なるデバイス(PC、スマートフォン、タブレットなど)に応じてウェブサイトのレイアウトを自動的に調整するデザイン手法です。ユーザーがどのデバイスを使っても快適に閲覧できるようになります。
68. リファクタリング
リファクタリングは、コードを変更して動作はそのままに、より読みやすく、保守しやすくする作業です。ソフトウェアの品質を向上させるために行います。
69. バグトラッキング
バグトラッキングは、ソフトウェアのバグ(不具合)を追跡し、修正状況を管理することです。JIRAなどのツールを使って、バグの発見から修正、テスト、再リリースまでの流れを管理します。
70. エンドユーザー
エンドユーザーは、最終的に製品やサービスを使用する人々のことです。開発者や管理者ではなく、実際に利用する人を指します。製品の使いやすさや機能がエンドユーザーの満足度に直結します。
71. ソフトウェアライセンス
ソフトウェアライセンスは、ソフトウェアを使用するための権利を定めた契約です。例えば、商用ソフトウェアは購入し、ライセンス契約を結ばないと使用できません。オープンソースソフトウェアは無料で使えることが多いですが、ライセンス条件があることもあります。
72. ユーザーストーリー
ユーザーストーリーは、アジャイル開発で使われる「機能要求」の表現方法です。開発チームが「ユーザーの視点から」どんな機能が必要かを簡潔に記述します。例えば、「私はオンラインショッピングサイトで商品を検索したい」というように表現します。
73. モジュール
モジュールは、ソフトウェアやシステムの中で独立して機能する部分です。モジュール化することで、システムを柔軟に拡張したり、変更しやすくしたりできます。
74. フレームワーク
フレームワークは、ソフトウェア開発を効率化するために提供されるベースとなる「雛形」や「枠組み」です。開発者は、フレームワークに従ってコードを書くことで、共通の機能を簡単に実装でき、開発をスピードアップできます。例えば、Webアプリケーションの開発には「Ruby on Rails」や「Django」などが有名です。
75. バッチ処理
バッチ処理は、大量のデータをまとめて一度に処理することです。例えば、銀行で一度にすべての取引データを集計する際に使われます。リアルタイム処理とは異なり、処理が終わるまで他の作業は行いません。
76. レスポンシブデザイン
レスポンシブデザインは、ウェブサイトが閲覧するデバイスに応じて、画面サイズやレイアウトが自動で調整されるように設計されたデザインです。スマートフォンでもPCでも、快適に閲覧できるようになります。
77. ファイルシステム
ファイルシステムは、コンピュータ上でデータを整理・管理する方法です。ファイルやフォルダの構造を管理し、データの保存・検索・操作を効率よく行えるようにします。
78. フラグメント
フラグメントは、システムやアプリケーションの中で、機能の一部を構成する小さなパーツのことです。モバイルアプリのUI(ユーザーインターフェース)において、フラグメントは画面の一部として表示されることが多いです。
79. プロトコル
プロトコルは、ネットワーク通信におけるルールや手順を定めたものです。例えば、HTTP(ウェブページの通信)やFTP(ファイル転送)など、インターネットで情報を交換する際に使われます。
80. キャッシュ
キャッシュは、データを一時的に保存して、再度アクセスする際に高速に処理できるようにする仕組みです。例えば、ウェブサイトにアクセスしたとき、画像やページの一部がキャッシュされ、次回アクセスが早くなります。
81. ウェブホスティング
ウェブホスティングは、ウェブサイトをインターネット上で公開するために、サーバーを借りるサービスです。ホスティングサービスによっては、サイトの運用に必要なリソース(サーバー、ストレージ、データベースなど)を提供してくれます。
82. キャパシティプランニング
キャパシティプランニングは、システムやインフラが必要なリソース(計算能力、ストレージ、ネットワーク容量など)を予測し、計画的に準備することです。システムの負荷が増えたときに、パフォーマンスを維持するために重要です。
83. セッション
セッションは、ユーザーがウェブサイトにアクセスしてから離脱するまでの一連のアクションを指します。例えば、ログインしてからログアウトするまでの間、ユーザーが行った操作がセッションとして記録されます。
84. サーバー
サーバーは、データやサービスを提供するコンピュータです。ウェブサイトのデータを保管するWebサーバーや、データベースを管理するデータベースサーバーなどがあります。
85. ユーザビリティ
ユーザビリティは、製品やシステムがどれだけ使いやすいか、便利かを評価する指標です。使いやすいシステムは、ユーザーが直感的に操作でき、効率的に目的を達成できるように設計されています。
86. APIゲートウェイ
APIゲートウェイは、複数のAPI(システム間でデータや機能をやり取りする仕組み)へのアクセスを管理するためのツールです。APIの認証やログの管理を一元化し、セキュリティやパフォーマンスを向上させます。
87. データマート
データマートは、特定の部門や業務に特化したデータの集まりです。企業の営業部門、マーケティング部門、経理部門などが、それぞれ専用のデータを分析しやすくするために使います。
88. サービスレベルアグリーメント(SLA)
SLAは、サービス提供者と顧客との間で交わす「サービスの品質基準」に関する契約です。例えば、サーバーの稼働率やレスポンスタイムが契約に基づいて定められます。
89. マスターデータ
マスターデータは、企業の業務において基盤となる「重要なデータ」です。例えば、顧客情報や製品情報などがマスターデータとして管理され、業務のさまざまな部分で使用されます。
90. シングルサインオン(SSO)
シングルサインオン(SSO)は、一度のログインで複数のシステムにアクセスできる仕組みです。これにより、ユーザーは複数のアカウント情報を覚える必要がなく、効率よく作業を進めることができます。
91. サービス指向アーキテクチャ(SOA)
SOAは、システムを小さなサービス単位に分けて構築するアーキテクチャの考え方です。これにより、システム全体の柔軟性や拡張性が向上し、異なるシステムやアプリケーションが連携しやすくなります。
92. ターゲットオーディエンス
ターゲットオーディエンスは、製品やサービスを使用することが予想される「特定のユーザー層」です。例えば、年齢、性別、趣味、職業などに基づいてターゲットを絞り、マーケティング活動が行われます。
93. ラピッドプロトタイピング
ラピッドプロトタイピングは、アイデアやコンセプトをすばやく形にして、ユーザーや関係者からフィードバックを得る手法です。開発初期段階で問題点を見つけ、早期に修正できるため、製品の品質向上に繋がります。
94. パッチ
パッチは、ソフトウェアやシステムの不具合を修正するために提供される「修正プログラム」です。特定の問題を解決したり、セキュリティを強化するために適用されます。
95. APIドキュメント
APIドキュメントは、開発者がAPIを利用するためのガイドラインをまとめたものです。APIの使い方、リクエスト方法、レスポンス例などが記載されています。
96. バーチャルマシン(VM)
バーチャルマシン(VM)は、1台の物理的なコンピュータ(ホスト)上で、複数の仮想的なコンピュータ(ゲスト)を動作させる技術です。仮想化技術を使って、1台のサーバーで異なるOSやソフトウェアを動かすことができます。これにより、リソースの効率的な使用や、システムの拡張性が向上します。
97. インシデント管理
インシデント管理は、システムやサービスに問題が発生した際に、その問題を迅速に解決するためのプロセスです。サービスのダウンタイムを最小限に抑え、ビジネスへの影響を減らすために、問題の発見から修正までを効果的に管理します。通常、ITIL(Information Technology Infrastructure Library)などのフレームワークに基づいて管理されます。
98. データウェアハウス
データウェアハウスは、大量のデータを集約して保存し、分析や報告に利用するためのシステムです。異なるソースからデータを集め、蓄積・整理し、意思決定支援のために使います。主に企業の意思決定やビジネスインテリジェンスに利用されます。
99. レガシーシステム
レガシーシステムは、古い技術で作られたシステムやソフトウェアを指します。これらは最新の技術に比べて柔軟性や拡張性に欠けることが多いですが、企業にとって重要な役割を果たしている場合があります。システムの更新や移行は大きなコストや手間を伴います。
100. コンティンジェンシープラン
コンティンジェンシープラン(事業継続計画)は、予期しない事態(例えば、災害、システム障害、データ漏洩など)に備え、ビジネスやシステムがダウンしても迅速に復旧できるようにする計画です。企業のリスク管理の一環として、事前に備えた対応策を整えておくことが重要です。
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