
Googleスライドで動画をスライドに挿入する機能はプレゼンテーションを視覚的に引き立たせ、情報を効果的に伝えるために非常に有効です。本記事ではGoogleスライドに動画を挿入する方法をステップバイステップで詳しく解説します。動画の活用方法やトラブルシューティングのヒントも紹介しますので、参考にしてみてください。
Googleスライドに動画を挿入する3つの方法
Googleスライドに動画を挿入するには、主に以下の3つの方法があります。
- Googleドライブから挿入
- YouTubeから挿入
- URLを使ってオンライン動画を挿入(外部リンク)
以下にそれぞれの方法を詳しく説明します。
Googleドライブから動画を挿入する方法
Googleドライブに保存された動画を挿入することで、インターネット接続があればどこからでも再生できます。
ステップ1
動画をGoogleドライブにアップロード
Googleドライブにアクセスします。
https://drive.google.com/drive
左上の「新規」ボタンをクリックし、「ファイルのアップロード」を選択します。
挿入したい動画ファイルを選んでアップロードします。
ステップ2
Googleスライドに動画を挿入
Googleスライドを開き、動画を挿入したいスライドを選択します。

上部メニューの「挿入」→「動画」をクリックします。
「Googleドライブ」タブを選択し、先ほどアップロードした動画を選びます。
「挿入」ボタンをクリックすると、動画がスライドに挿入されます。

ポイント
- 動画の再生開始位置や再生方法(自動再生・クリックで再生)を右側の「フォーマットオプション」で設定できます。
- 動画共有設定が「閲覧可能」になっていないと、他のユーザーは動画を再生できないため、必要に応じて権限を変更しましょう。
YouTubeから動画を挿入する方法
YouTube動画を直接スライドに埋め込むことで、手軽にオンライン動画を活用できます。
ステップ1
YouTube動画のURLを取得
YouTubeを開きます。
挿入したい動画を見つけ、URLをコピーします。
ステップ2
Googleスライドに動画を挿入
Googleスライドを開き、動画を挿入したいスライドを選びます。
上部メニューから「挿入」→「動画」を選択します。
検索バーにYouTubeの動画URLを貼り付けるか、キーワードで検索します。
対象の動画を選び、「挿入」をクリックします。

ポイント
- YouTube動画はインターネット接続が必要です。
- 動画の再生開始時間や音声設定を「フォーマットオプション」で調整可能です。
URLを使ってオンライン動画を挿入する方法(外部リンク)
GoogleスライドはYouTube以外のオンライン動画を直接埋め込む機能には対応していませんが、外部リンクを使ってアクセスできます。
ステップ1
動画のURLを取得
Vimeoやその他の動画プラットフォームからURLをコピーします。
ステップ2
URLをリンクとして貼り付け
Googleスライド上で動画を表示したい場所にテキストボックスを作成します。
テキストを選び、Ctrl+K(または⌘+K)でリンクを挿入。
URLを貼り付けて「適用」をクリックします。
ポイント
- クリックで新しいタブが開き、動画が再生されます。
- 埋め込み再生はできないため、視聴の流れが途切れる可能性があります。
動画を挿入後のカスタマイズ設定
動画を挿入した後は、視覚的・機能的に最適化するために次のような設定が可能です。
動画の再生オプション
- 動画を選択した状態で右側の「書式設定オプション」を開きます。
- 「動画再生」をクリック。
- 自動再生: スライドが表示されると同時に再生開始。
- クリックで再生: 動画をクリックすると再生開始。
- 再生開始・終了位置の指定: 必要に応じて開始・終了時間を秒単位で設定可能。
動画のサイズと位置調整
動画をドラッグして自由に位置を変更できます。サイズ変更時は比率を維持するためにShiftキーを押しながらドラッグしましょう。
ボーダーや影の追加
「書式設定オプション」内の「ドロップシャドウ」や「境界線の色」で動画に装飾を加え、デザインのアクセントを付けられます。
動画を活用したプレゼンテーションのコツ
動画を挿入するだけでなく、プレゼンテーション全体の効果を高めるために次のポイントを意識しましょう。
動画の長さに注意
プレゼン中に長い動画を再生すると、視聴者の集中力が途切れる可能性があります。必要な部分だけを切り取るか、短い動画を選びましょう。
音声の確認
音声付きの動画を使用する場合、事前に音量や再生環境をチェックしましょう。特にオンラインプレゼンでは、音声が正しく再生されるかを確認する必要があります。
動画の目的を明確に
動画はプレゼン内容を補足・強化するためのツールです。漫然と動画を挿入するのではなく、必要な箇所に的確に配置しましょう。
よくあるトラブルと対処法
動画が再生されない
- 原因: インターネット接続の不良、共有設定の問題。
- 対処法: 接続状況を確認し、Googleドライブの共有設定を「リンクを知っている全員が閲覧可能」に変更。
YouTube動画が表示されない
- 原因: 動画が削除された、または非公開設定。
- 対処法: 別の動画を選ぶか、再度公開状態を確認。
音声が再生されない
- 原因: デバイスの音量設定やスピーカー接続不良。
- 対処法: 音量設定を確認し、動画のフォーマットオプションで音声が有効になっているか確認。
まとめ
Googleスライドへの動画挿入はプレゼンテーションの訴求力を大幅に向上させる効果的な手段です。Googleドライブ、YouTube、外部リンクを活用して、目的に応じた動画をスムーズに挿入しましょう。動画の再生設定やデザイン調整を活用することで、より魅力的で理解しやすいプレゼンを作成できます。
これらの手順を参考に、Googleスライドを使ったプレゼンテーションをさらに魅力的にしてみてください。
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