Googleスライドのアニメーションをマスターしよう!

googleslide3のサムネイル

ビジネスプレゼンテーションや学校の発表、オンライン講座などで活躍する「Googleスライド」。

アニメーション機能を活用することで聴衆の関心を引き付け、より魅力的で理解しやすい資料を作成できます。しかし、「アニメーションは難しそう」「どのように使えば効果的かわからない」と感じる人も多いのではないでしょうか?

この記事ではGoogleスライドのアニメーション機能を基本から応用まで解説し、プロフェッショナルなプレゼンテーションを作成するためのポイントをお伝えします。

Googleスライドのアニメーションとは?

Googleスライドのアニメーションとは、スライド内のテキストや画像、図形などの要素に動きをつける機能です。視覚的なインパクトを与えるだけでなく、情報を段階的に提示することで聴衆の理解を助ける効果があります。

アニメーションには以下の2つの種類があります。

  • オブジェクトアニメーション:テキストや画像などのオブジェクトに動きをつける
  • スライド切り替えアニメーション:スライド間の切り替え時にアニメーションを加える

基本的なアニメーションの使い方

オブジェクトにアニメーションを追加する手順

オブジェクトを選択

アニメーションをつけたいテキスト、画像、図形などをクリック

アニメーションパネルを開

メニューから「表示」→「モーション」を選択

アニメーションを選ぶ

右側に表示されるパネルで「アニメーションを追加」から効果を選択

動作のタイミングを設定

開始のタイミング

「クリック時」「前のアニメーションと同時」「前のアニメーションの後」

速度の調整

スライダーで動作の速さを調節 

スライド切り替えアニメーションの設定

スライドを選択

モーションパネルを開く

「スライド切り替え」セクションで効果を選択

「すべてに適用」ボタンをクリック

(全スライドに適用する場合)

代表的なアニメーション効果

  • フェードイン・フェードアウト
  • スライドイン(上下左右)
  • ズームイン・ズームアウト

アニメーションの効果的な活用法

アニメーションを使う目的は視覚的な面白さを追加することだけではありません。情報をわかりやすく伝え、聴衆の理解を助けるために効果的に活用することが重要です。

ポイントを強調する

アニメーションを使って重要なポイントを目立たせることができます。例えばキーワードに「ズームイン」効果を追加すると、聴衆の注意を自然に引きつけられます。

ステップバイステップで情報を提示

複雑な内容を一度に表示すると聴衆が混乱する可能性があります。箇条書きリストなどを「クリック時」に表示する設定にすることで、説明の進行に合わせて段階的に情報を提示できます。

ストーリー性を持たせる

アニメーションで要素を順序立てて表示することで物語性を持たせられます。例えばマーケティング戦略の説明で「現状→課題→解決策→効果」といった流れをアニメーションで順に表示すれば、自然で理解しやすい構成が作れます。

図解やフローチャートをアニメーションで説明

フローチャートやプロセス図では各ステップにアニメーションを設定することで流れが明確になります。矢印やステップを「スライドイン」や「フェードイン」で段階的に表示し、視覚的にプロセスを理解しやすくしましょう。

やってはいけないアニメーションの使い方

アニメーションは便利ですが過度に使うとかえって逆効果になることもあります。以下のポイントに注意しましょう:

  • 過剰なアニメーション
    • 多用すると視覚的に混乱し、内容が伝わりにくくなる
  • 統一感の欠如
    • アニメーション効果をバラバラに使わず、プレゼン全体で統一感を持たせる
  • 速度設定の不備
    • 遅すぎると冗長になり、速すぎると理解しにくい。適切な速度に調整する

【応用テクニック】プロフェッショナルなアニメーション

基本をマスターしたら、次のステップとして応用テクニックに挑戦しましょう。

パスを作るようなアニメーション

Googleスライドではパスアニメーションはありませんが、複数のスライドでオブジェクトを微妙に移動させることで動きの軌跡を表現できます。

透過効果で注目を誘導

同じテキストを複数重ね透過率を変えてアニメーションさせることで光が当たるような効果を演出できます。

GIFアニメーションの活用

GIF画像を挿入することでアニメーション効果をさらに豊かにできます。特にプロセス説明やデータビジュアライゼーションで効果的です。

モバイルでも動作確認を忘れずに

オンラインプレゼンテーションはスマートフォンやタブレットで視聴されることも多いため、デバイスを変えて動作確認を行いましょう。特にアニメーションの速度や表示タイミングは、画面サイズによって印象が異なることがあります。

まとめ

Googleスライドのアニメーションはプレゼンテーションを視覚的に魅力的にし、聴衆の理解を深める強力なツールです。基本的な使い方をマスターし効果的な活用法を意識することで、プロフェッショナルな資料作成が可能になります。

アニメーションは「適量」と「目的意識」を持って活用することが成功の鍵です。さあ、次のプレゼンテーションではアニメーションを駆使して、聴衆の心をつかむスライドを作成しましょう!

他にもOfficeソフトに関する記事を上げています。是非色々見てみてください。

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