【Googleドキュメント】縦書きする方法を詳しく解説

2025.02.16

Googleドキュメントは縦書き機能が標準ではサポートされていないため、日本語の文書を縦書きで作成したい場合には工夫が必要です。本記事ではGoogleドキュメントで縦書きの文章を作成する方法について、詳しく解説します。

縦書きが必要なシーンとは？

日本語の文書では、以下のような場面で縦書きが求められることがあります。

小説やエッセイなどの文学作品
詩や俳句、短歌
挨拶状や案内状
縦書きが一般的な和風デザインの印刷物

Googleドキュメントには直接縦書きする機能はありませんが、代替手段を活用することで縦書き文書を作成できます。

【方法①】表を活用して縦書きする

Googleドキュメント内で縦書きする最も簡単な方法は、「表（テーブル）」を使う方法です。

手順

Googleドキュメントを開く

「挿入」メニューから「表」→「1列×複数行」を作成

各セルに1文字ずつ入力する

セルの幅を狭めて縦書き風にする

この方法は手軽ですが文字を入力するたびにセルを調整する必要があるため、大量の文章には向きません。

【方法②】縦書き対応の外部ツールを活用する

Googleドキュメントが縦書きに対応していないため他のツールを活用して縦書き文書を作成し、それをGoogleドキュメントに貼り付ける方法もあります。

使用可能なツール

縦書きエディタ（Webツール）
- 無料の縦書き変換ツールを使い、縦書きに変換したテキストを画像としてGoogleドキュメントに貼り付ける。
Microsoft Word
- Wordで縦書き文書を作成しそれをGoogleドキュメントに貼り付ける。

【方法③】CSSを活用して縦書きのHTMLを埋め込む

GoogleドキュメントではHTMLやCSSを直接編集できませんが、Googleサイトや外部のHTMLエディタを併用することで縦書きを含むコンテンツを作成できます。

HTMLとCSSの例

<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
    <style>
        .vertical-text {
            writing-mode: vertical-rl;
            text-orientation: upright;
            font-family: "MS 明朝", serif;
        }
    </style>
</head>
<body>
    <div class="vertical-text">
        これは縦書きのサンプルテキストです。
    </div>
</body>
</html>