
UI/UXデザインにおいてアイコンは重要な要素の一つです。しかし「Figmaでアイコンをどのように追加すればよいのか?」と悩む方も多いでしょう。本記事ではFigmaを使って商用利用可能なアイコンを入れる方法について詳しく解説します。
Figmaでアイコンを使用するメリット
ベクター形式で自由に編集可能
SVGやその他のベクター形式のアイコンを使用できるため、拡大縮小しても画質が劣化しません。色や形状のカスタマイズも簡単に行えます。
商用利用可能なアイコンが豊富
商用利用可能なアイコンライブラリが多数用意されています。GoogleのMaterial IconsやFont Awesomeのようなアイコンセットを簡単に利用できます。
チームでの共同作業が容易
Figmaはクラウドベースのツールなので、チームメンバーとリアルタイムで編集や共有が可能です。アイコンの変更や追加もすぐに反映されスムーズなコラボレーションができます。
Figmaでアイコンを追加する方法
プラグインを活用する
Figmaには多くの便利なプラグインがあり、アイコンを簡単に追加できます。以下の手順でアイコンを追加しましょう。
プラグインをインストールする
Figmaを開き、下部にあるメニューから「プラグイン」タブを選択します。
検索バーに「Icons」または「アイコン」と入力します。

「Material Design Icons」や「Font Awesome Icons」などの人気のプラグインを選択し、「Install」ボタンをクリックしてインストールします。
プラグインを使ってアイコンを追加
Figmaのキャンバスを開き、「Plugins」メニューからインストールしたアイコンプラグインを選択します。

キーワード検索をして、使用したいアイコンを探します。
アイコンをクリックするとキャンバスに追加されます。
SVGファイルを直接インポートする
これは普通にアップロードして使う方法ですが、工数の観点からあまりお勧めしません。Figmaはプラグインから直接配置できる部分が強みです。
クリエイティブなデザインが必要な場合にはこの限りではありません。
商用利用可能なアイコンサイト(例:Flaticon、Iconfinder)からSVG形式のアイコンをダウンロードします
Figmaの「File」メニューから「Place Image」を選択し、ダウンロードしたSVGファイルをアップロードします
インポートされたアイコンはベクター形式なので、色やサイズを自由に変更できます
Figmaのデフォルトコンポーネントを使用する
Figmaの「アセット」パネルにはデフォルトで使用できるアイコンセットが用意されています。検索機能を使って適切なアイコンを見つけ、ドラッグ&ドロップで追加することができます。
商用利用可能なアイコンサイト
Figmaで使用するアイコンは商用利用可能であることが重要です。以下のサイトでは無料または有料でライセンス付きのアイコンを入手できます。
無料で使えるアイコンサイト
Google Material Icons(https://fonts.google.com/icons)
Googleが提供する無料のアイコンセット。
Font Awesome(https://fontawesome.com/)
基本的なアイコンは無料で使用可能。
Flaticon(https://www.flaticon.com/)
無料アイコンも多数。ただし、クレジット表記が必要。
有料アイコンサイト
Noun Project(https://thenounproject.com/)
高品質なアイコンを購入可能。
Icons8(https://icons8.com/)
無料版もあるが、有料プランではより多くのアイコンが利用可能。
Shutterstock Icons(https://www.shutterstock.com/)
高品質なアイコン素材が豊富。
アイコンの適切な使い方
デザインの統一感を保つ
アイコンはデザイン全体の統一感を保つため、以下のポイントを考慮して選びましょう。
- アイコンのスタイル(ラインアイコン、ソリッドアイコンなど)を統一する。
- 配色ルールを統一する。
- 余白やサイズを揃える。
ユーザビリティを考慮する
アイコンが正しく機能するためには、直感的で分かりやすいデザインを選ぶことが重要です。
- ユーザーが意味を理解しやすいアイコンを使用する。
- テキストラベルと併用して誤解を防ぐ。
- タッチスクリーン向けに、適切なサイズとタップしやすい間隔を確保する。
著作権とライセンスに注意
商用プロジェクトでアイコンを使用する場合、必ずライセンスを確認しましょう。
- クレジット表記が必要なアイコンは、適切に記載する。
- 無許可での加工や再配布が禁止されていないか確認する。
まとめ
Figmaで商用利用可能なアイコンを追加する方法はプラグインの活用、SVGファイルのインポート、デフォルトコンポーネントの利用など、さまざまな手段があります。
商用利用可能なアイコンサイトを活用し適切なデザインルールを守ることで、より効果的なアイコンの使用が可能です。ぜひ本記事を参考にしてFigmaでのアイコン活用をマスターしましょう!
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