【Figma】実践向け!レイヤー名を一括で変更する2つの方法

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複雑なプロジェクトになるとレイヤー数が膨大になり、管理が難しくなることがあります。レイヤー名を整理することは、作業効率を向上させる重要なポイントです。

この記事ではFigmaでレイヤー名を一括で変更する2つの方法を紹介します。「プラグインを利用する方法」と「Ctrl + Rを活用する方法」を中心に、それぞれの特徴や具体的な手順を解説していきます。

プラグインを利用する方法

レイヤー名の一括変更を目的としたプラグインを使用することで、大量のレイヤー名を簡単に整理できます。ここでは代表的なプラグイン「Rename It」を例に取り上げ、具体的な手順を紹介します。

Rename Itとは?

「Rename It」はFigma内で選択した複数のレイヤー名を一括変更できる人気のプラグインです。以下のような操作が可能です。

  • 特定の単語を検索して置換
  • プレフィックス(接頭辞)やサフィックス(接尾辞)を追加
  • 連番の付与
  • 大文字や小文字への一括変更

Rename Itの導入と使用方法

プラグインをインストール
Figma内のプラグイン検索で「Rename It」を探し、インストールします。

変更対象のレイヤーを選択
一括で名前を変更したいレイヤーをすべて選択します。ショートカットキー「Shift + クリック」を使うと効率的に複数選択できます。

プラグインを起動
画面上部の「プラグイン」メニューから「Rename It」を選択して起動します。

設定を入力
プラグインのウィンドウで以下のような設定を行います。

検索と置換

例として「Button」を「Btn」に変更する場合、検索フィールドに「Button」、置換フィールドに「Btn」を入力します。

プレフィックスやサフィックスの追加

レイヤー名の前後に特定の文字列を追加可能です。たとえば、「Header_」をすべてのレイヤー名の前に付けることができます。

連番の付与

選択したレイヤーに「Layer_1」「Layer_2」などのように自動的に番号を振ることができます。

変更を適用
設定が完了したら「Apply」をクリックします。これで選択したレイヤー名が一括で変更されます。

プラグインのメリットとデメリット

メリット
効率性:大量のレイヤーを短時間で整理できる。
柔軟性:カスタマイズ可能な変更オプションが豊富。
直感的な操作:初めて使う人でもわかりやすいインターフェース。

デメリット
プラグイン依存:プラグインが動作しない環境では使用できない。
設定の手間:複雑な条件で変更する場合、設定に時間がかかる場合がある。

Ctrl + Rで変更する方法

プラグインを使用しなくてもFigmaの標準機能を活用してレイヤー名を一括で変更することが可能です。その方法が「Ctrl + R(Macの場合はCmd + R)」を使った手法です。この方法は、シンプルな操作で効率的にレイヤー名を変更できます。

Ctrl + Rの具体的な手順

レイヤーを選択する
まず、一括で名前を変更したいレイヤーを選択します。複数のレイヤーを選択する際には、「Shift + クリック」を使用してください。

ショートカットを実行
「Ctrl + R」(Macの場合は「Cmd + R」)を押すと、名前変更用のダイアログが表示されます。

名前を入力する
新しい名前を入力します。この際、「{n}」を利用することで連番を追加できます。

例:入力フィールドに「Layer_{n}」と記載すると、「Layer_1」「Layer_2」「Layer_3」といった名前が順番に付与されます。

変更を確定する
名前を入力後、「Enter」を押すとすべてのレイヤー名が一括で変更されます。

ショートカットのメリットとデメリット

メリット

プラグイン不要:Figmaの標準機能だけで実行できる。
手軽さ:余計なインストール作業が不要。
スピード:簡単な操作で即座に変更可能。

デメリット

機能の制約:検索と置換やカスタマイズオプションが少ない。
複雑な変更が難しい:プレフィックスやサフィックスの追加などはできない。

各方法の使い分け

Figmaでのレイヤー名変更において「プラグイン」と「Ctrl + R」をどのように使い分けるべきかを以下にまとめました。

方法おすすめの状況特長
プラグインレイヤー数が多い場合、または細かいカスタマイズが必要な場合高機能で柔軟に対応可能
Ctrl + R少量のレイヤーを短時間で変更したい場合シンプルで手軽

例えば簡単な連番付けやプレフィックスを一括で付与する程度であれば「Ctrl + R」で十分です。しかし、大規模なプロジェクトや複雑なルールに基づく名前変更が必要な場合には、「プラグイン」を利用する方が効率的です。

まとめ

本記事ではFigmaでレイヤー名を一括で変更する2つの方法を紹介しました。「プラグインを利用する方法」は高い柔軟性と効率性を誇り、「Ctrl + Rで変更する方法」は手軽さとスピードが魅力です。それぞれの特徴を理解し、プロジェクトの規模や目的に応じて適切な方法を選びましょう。

効率的なレイヤー管理を行うことで作業時間を短縮し、デザインプロセスをスムーズに進めることができます。ぜひ本記事を参考にFigmaを最大限に活用してください!

他にもクリエイターの収入アップ方法も紹介しているので、自分の給与に違和感がある方は覗いていってみてください。

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