
オブジェクトを複製した際、レイヤーの順番が実際のオブジェクトの並び順と逆になってしまうケースがあります。当記事では瞬時にレイヤーの順番を入れ替える方法を紹介します。
原因
順番が反転してしまう理由として、Ctrl+C→Ctrl+Vとコピーしたオブジェクトが該当オブジェクトの背面に設置されることがあげられます。
上記の操作でコピーした後最前面のオブジェクトを下に移動すると、レイヤー構造の一番上にあるオブジェクトを選択することになるため、このオブジェクトをそのまま下に移動してしまうと順番が入れ替わってしまうことになります。
またオブジェクトの反復コピー(alt+移動→Ctrl+D)で複製した場合も同様に、オブジェクトの順序とレイヤーの順序が逆転します。

解決策
オートレイアウト化を行うことで、自動的にレイヤー構造が正しい順序へ並び変わります。
オートレイアウト化は、該当のオブジェクトをすべて選択し画面右側にあるプロパティパネルの「+」ボタンを押すだけで完了します。
▼オートレイアウト化のボタン

▼オブジェクト順序

まとめ
一つ一つオブジェクトを選択して並び替えるのは手間がかかってしまいますが、オートレイアウトを駆使することで、一括で並べ替えることが可能です。
オートレイアウトは他のデザインツールにはないFigma独自の概念となっており、慣れないうちは少し触りづらいかもしれませんが、これを機にマスターしてみるのもいいかもしれませんね。
レイヤーの順序はプラグインを利用することで効率的に並び替えることもできます。
他の方法を知りたい方は以下の記事も参考にしてみてください。