
デザインシステムはプロダクト開発においてデザインの一貫性と効率性を高めるための仕組みです。日本国内でも多くの企業や組織が独自のデザインシステムを構築し公開しています。当記事では日本の代表的なデザインシステム10選を紹介します。
デジタル庁デザインシステム
日本政府のデジタル庁が提供するデザインシステムで、公共サービスのデザインや操作性の一貫性を確保することを目的としています。誰でも利用可能なFigmaファイルが提供されており、アクセシビリティを重視した設計が特徴です。
Spindle(サイバーエージェント)
サイバーエージェント社のメディア事業「Ameba」のデザインシステムです。「Amebaらしさ」を定義し、ブランドのビジョンやミッションに基づいたデザインガイドラインやコンポーネントを提供しています。
SmartHR Design System
SmartHR社のデザインシステムで、組織として大切にしたい価値観や理念を共有することに力を入れています。デザインシステムの立ち上げからの取り組みをまとめた書籍「ちいさくはじめるデザインシステム」も公開されています。
SAYA(Yahoo! JAPAN)
Yahoo! JAPANが運用するデザインシステムで、社内外のプロダクトにおけるデザインの一貫性と効率性を追求しています。詳細は技術ブログで紹介されています。
Inhouse(GMOペパボ)
GMOペパボ社のデザインシステムで、同社が提供する複数のWebサービスにおけるデザインの統一性を図っています。技術ブログで詳細が紹介されています。
メルカリ Design System
メルカリ社のデザインシステムで、プロダクト全体のデザインの一貫性とユーザー体験の向上を目指しています。新しいデザインシステムの開発過程が技術ブログで紹介されています。
一休.com デザインシステム
一休.comが提供するデザインシステムで、同社のWebサイトやアプリケーションのデザインガイドラインやコンポーネントを公開しています。
Wantedly Design System
Wantedly社のデザインシステムで、同社のプロダクトにおけるデザインの一貫性と効率性をサポートしています。
まとめ
これらのデザインシステムは各組織や企業が自社のブランドやプロダクトに適したデザインの一貫性と効率性を追求するために構築されています。デザインシステムの導入は、ユーザーエクスペリエンスの向上や開発効率の改善に寄与することが期待されます。
他にもクリエイターの収入アップ方法も紹介しているので、自分の給与に違和感がある方は覗いていってみてください。