締め切り前夜、Claude Code に全部投げた夜の話

claudecode49

これは、去年の11月の話です。

クライアントへの提案書の締め切りが翌朝9時で、その日の夜11時に「まだ何も書けていない」という状況になりました。理由はいくつかあって、別件が長引いたこと、方向性が途中で変わったこと、そして単純に後回しにしすぎていたこと。どれも言い訳ですが、現実として、10時間後に出さなければいけない資料がゼロから必要な状態でした。

最初の30分で何をしたか

パニックになりながら、まずやったのは Claude Code を開くことでした。「頭を整理したい」という気持ちだったと思います。答えを求めるというより、とにかく誰かに話しかけたかった。

クライアントの業種、提案の目的、自分が伝えたいこと、競合との違い——これを箇条書きで、思いつくままに打ち込みました。整理されていない、文章にもなっていない、ただの断片的なメモです。

「これをもとに、提案書の構成案を作ってほしい。章立てと、各章で伝えるべきことの概要を出して」と指示しました。

3分後に、12ページの提案書の骨格が出てきました。

午前2時までの作業

骨格が出てからは、思ったより速く進みました。各セクションを一つずつ Claude Code と一緒に書いていきました。「ここの部分をもっと具体的に」「この数字の根拠を補強してほしい」「クライアントが気にしそうなリスクへの回答を足して」という形で、会話しながら肉付けしていきました。

自分がやったのは主に、方向性を決めること・出てきた文章が「本当のこと」かどうか確認すること・クライアントの顔を思い浮かべながら「これで伝わるか」を判断すること、の三つです。

午前2時頃に、一通りの草稿が完成しました。

朝5時に読み返して、手を入れた

仮眠を取って5時に起きて、全体を読み返しました。いくつか「自分の言葉じゃないな」という箇所があって、そこは書き直しました。特に、最後のまとめと、自分たちへの依頼を促す締めの一文。ここだけは、自分で書きました。

9時に送りました。午後にクライアントから「わかりやすかった、進めましょう」という返事が来ました。

この経験で思ったこと

正直に言うと、あの夜の提案書が採用されたことを、手放しで喜べない気持ちも少しありました。「自分で書いたのか?」という問い。でも同時に、「あの状況で10時間、何もツールを使わずに一人で書いたとしたら、どうなっていたか」とも思いました。おそらく、もっと粗い、もっと自信のないものができていたと思います。

Claude Code は、あの夜の自分にとって「思考の構造を作る速度」を劇的に上げてくれました。考えること自体を代替したのではなく、考えるための足場を一瞬で作ってくれた、という感じです。

修羅場は、ツールの本当の実力を試す場だと思っています。あの夜以来、Claude Code への信頼感が少し変わりました。

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