「Claude Code をインストールしたけど、どう使えばいいかわからない」「プロンプトの書き方がわからなくて結果がイマイチ…」
こんな悩みを持っている方は多いはずです。
Claude Code は強力なツールですが、使い方やプロンプトの書き方を知らないと、その力を十分に引き出すことができません。逆に、ちょっとしたコツを知るだけで劇的に使いやすくなります。
この記事では、非エンジニアの方でもすぐに実践できる具体的なプロンプト例10選と、Claude Code を使いこなすためのコツを徹底解説します。コピペして使えるプロンプトも多数掲載していますので、ぜひ参考にしてみてください。
Claude Code の基本的な使い方
まず Claude Code の基本的な操作方法をおさらいしておきましょう。
Claude Code はターミナル(コマンドライン)から起動するツールです。インストール後、ターミナルを開いて「claude」と入力するだけで起動できます。
起動したら、あとは日本語で話しかけるだけです。ChatGPT のように会話形式でやりとりし、指示したタスクを自律的に実行してくれます。
Claude Code の最大の特徴は、「指示して終わり」ではなく、実際にファイルを操作・コマンドを実行・結果を確認して修正するという一連の作業を自分でやり遂げる点です。
たとえば、「このフォルダにある CSV ファイルをきれいに整理して Excel っぽい形式にして」と言えば、ファイルを読み込み、内容を確認し、変換スクリプトを書いて実行し、結果を確認するまでを一気に行います。
Claude Code を使いこなすための基本的なコツ
プロンプトの書き方に入る前に、Claude Code を使いこなすための基本的な考え方をお伝えします。
コツ① 「何をしてほしいか」を具体的に書く
曖昧な指示より、具体的な指示のほうが圧倒的に良い結果が得られます。
悪い例:「このファイルをなんとかして」
良い例:「このフォルダの sales_data.csv を読み込んで、月別の売上合計を計算し、result.csv というファイルに書き出してください」
「何を」「どうして」「どこに出力するか」を明確にするだけで、結果の精度が大幅に上がります。
コツ② 作業フォルダを指定してから始める
Claude Code は現在のディレクトリ(フォルダ)を中心に作業します。作業したいフォルダに移動してから Claude Code を起動するか、指示の中でフォルダのパスを明示すると、意図しないファイルへの操作を防げます。
コツ③ 一度に大きすぎるタスクを頼まない
「ウェブサイトを丸ごと作って」という大きすぎる指示より、「まずトップページの HTML だけ作って」のように小さく分けたほうが、精度高く完成します。複雑なプロジェクトは段階的に依頼するのがコツです。
コツ④ 出力形式を指定する
「結果をどんな形式で欲しいか」を伝えると、使いやすい結果が得られます。「Markdown 形式で」「CSV で出力して」「コピペできるテキストで」など、出力形式を明示しましょう。
コツ⑤ エラーが出たら「原因を教えて、直して」と続ける
Claude Code がエラーを報告してきたとき、そのまま諦める必要はありません。「エラーの原因を説明して、修正してください」と続ければ、自分でデバッグして修正まで行ってくれます。
非エンジニアがすぐ使える!プロンプト実践例10選
ここからは、具体的なプロンプト例をジャンル別に紹介します。コピペして使えるものも多いので、ぜひ試してみてください。
プロンプト例① ビジネスメールの文章を整える
こんな場面で使う: 送る前のメールを、より丁寧・プロフェッショナルな文章に直したいとき
プロンプト例:
「以下のメール文章を、取引先に送るビジネスメールとして適切な丁寧さに書き直してください。意味は変えずに、敬語・文体・構成を整えてください。
(ここにメール本文を貼り付ける)」
ポイント: 「意味は変えずに」と加えることで、内容は保ちながら文体だけを整えてくれます。「よりカジュアルに」「英語にして」など、条件を変えて使い回しも可能です。
プロンプト例② CSV・Excel データの集計と整形
こんな場面で使う: 売上データや顧客リストを集計・整形したいとき
プロンプト例:
「デスクトップにある sales_2026.csv を読み込んで、以下の処理をしてください。
1. 月ごとの売上合計を計算する
2. 売上が高い順に並び替える
3. 結果を sales_summary.csv として同じフォルダに保存する」
ポイント: ファイル名とフォルダ位置を明示することが重要です。複数ステップの処理は番号付きリストで書くと、処理が漏れにくくなります。
プロンプト例③ ブログ記事の下書き作成
こんな場面で使う: ブログやオウンドメディアの記事を量産したいとき
プロンプト例:
「以下の条件でブログ記事の下書きを作成してください。
テーマ:副業で稼ぐ方法
ターゲット読者:会社員、30代、副業初心者
文字数:3,000文字以上
構成:導入→本論(3〜5つの見出し)→まとめ
トーン:親しみやすく、具体的な事例を交えて
記事はMarkdown形式で出力し、各見出しにはH2タグを使ってください」
ポイント: 「ターゲット読者」「文字数」「構成」「トーン」を指定すると、方向性がぶれない記事が書けます。
プロンプト例④ PDF・テキストファイルの要約
こんな場面で使う: 長い資料・契約書・レポートを素早く把握したいとき
プロンプト例:
「デスクトップの contract_sample.pdf を読み込んで、以下の形式で要約してください。
1. 文書の目的・概要(3行以内)
2. 重要なポイント(箇条書きで5つ以内)
3. 注意すべき条件・期限があれば抜き出す」
ポイント: 要約の「形式」を指定することで、毎回一定のフォーマットで出力してもらえます。複数の PDF をまとめて処理させることも可能です。
プロンプト例⑤ SNS 投稿文の一括作成
こんな場面で使う: Twitter(X)や Instagram の投稿を毎日作りたいとき
プロンプト例:
「以下のブログ記事をもとに、Twitter(X)用の投稿文を10件作成してください。
条件:
- 1件あたり140文字以内
- 引用ツイート用の短文と、解説ツイート用の少し長めの文を交互に
- ハッシュタグは各投稿に2〜3個
- 「です・ます」調で親しみやすく
(ここにブログ記事本文を貼り付ける)」
ポイント: 文字数制限・トーン・ハッシュタグのルールをあらかじめ決めておくと、毎回一定品質の投稿が作れます。
プロンプト例⑥ フォルダ内のファイルを一括リネーム
こんな場面で使う: 大量の写真や資料ファイルを規則的な名前に変えたいとき
プロンプト例:
「デスクトップの photos フォルダにある全画像ファイルを、以下のルールでリネームするスクリプトを作成して実行してください。
命名ルール:YYYYMMDD_連番3桁.拡張子(例:20260401_001.jpg)
日付は今日の日付を使う
連番は 001 から始める」
ポイント: スクリプトを「作成してから実行」と指示することで、実行前に確認できます。「まず内容だけ確認して、OKなら実行して」と分けるとさらに安全です。
プロンプト例⑦ 週次レポートの自動作成
こんな場面で使う: 毎週同じフォーマットの報告書を作る手間を省きたいとき
プロンプト例:
「以下の作業ログをもとに、上司向けの週次レポートを作成してください。
フォーマット:
- 今週の成果(箇条書き)
- 来週の予定(箇条書き)
- 課題・相談事項
- 所感(2〜3行)
トーン:丁寧なビジネス文体
文字数:全体で400〜600文字
作業ログ:
(ここに今週の作業メモを貼り付ける)」
ポイント: 「フォーマット」を事前に固定しておくと、毎週同じ構成のレポートが自動で作れます。CLAUDE.md に保存しておけば毎回書かなくて済みます。
プロンプト例⑧ WordPress への記事の自動投稿
こんな場面で使う: 書いた記事をWordPressに自動で下書き投稿したいとき
プロンプト例:
「以下のMarkdown形式の記事を、WordPressに下書き投稿してください。
WordPressの情報:
- サイトURL:https://yoursite.com
- ユーザー名:(ユーザー名)
- アプリパスワード:(アプリパスワード)
投稿設定:
- ステータス:draft(下書き)
- カテゴリID:5
- スラッグ:article-slug-name
記事内容:
(ここにMarkdown本文を貼り付ける)」
ポイント: WordPress のアプリパスワードは管理画面のユーザー設定から発行できます。投稿のたびに手動でコピペする手間をゼロにできます。
プロンプト例⑨ 競合調査レポートの作成
こんな場面で使う: 競合サービス・競合ブログの情報を素早くまとめたいとき
プロンプト例:
「以下の競合サービスについてリサーチして、比較レポートを作成してください。
調査対象:サービスA、サービスB、サービスC
調査項目:
1. 各サービスの特徴・強み
2. 料金プランの比較
3. ターゲット顧客層
4. 自社との差別化ポイント
出力形式:箇条書きを中心に、最後に「差別化戦略の提案」を3点加えてください」
ポイント: Web 検索ツールが有効になっている場合、Claude Code はリアルタイムで情報を収集してレポートを作成してくれます。
プロンプト例⑩ 自分専用のタスク管理スクリプト作成
こんな場面で使う: 毎日のタスクを自動でリスト化・整理する仕組みを作りたいとき
プロンプト例:
「デスクトップに「task_manager」フォルダを作り、以下の機能を持つシンプルなタスク管理ツールを作成してください。
機能:
- tasks.txt にタスクを追記できる
- タスクの一覧を表示できる
- タスクを「完了」にマークできる(完了済みは別ファイルに移動)
使い方はターミナルから実行できるコマンド形式で
README.txt に使い方を書いておいてください」
ポイント: 「README も一緒に作って」と指示することで、後から見返したときにわかりやすくなります。プログラミング不要で自分専用ツールが完成します。
よくある失敗パターンと対処法
Claude Code を使い始めた方が陥りがちな失敗とその対処法を紹介します。
失敗① 指示が曖昧すぎて期待と違う結果が出る
症状: 「整理して」「直して」と言ったら、思っていたのと全然違う処理をされた。
対処法: 「何を」「どのように」「どんな形式で出力するか」を具体的に指定してください。曖昧な動詞(整理する・直す・改善する)は、Claude Code にとっても解釈が難しいです。迷ったら「まず現状を確認して、どのような処理を行うか説明してから実行してください」と二段階にしましょう。
失敗② 重要なファイルを誤って上書き・削除してしまった
症状: 元のファイルが消えたり、上書きされて元に戻せなくなった。
対処法: 重要な作業の前には「元ファイルのバックアップを作ってから処理してください」と必ず追加してください。また、バージョン管理(Git)を使っているプロジェクトでは、コミット前に変更内容を確認する習慣をつけましょう。
失敗③ 途中でセッションが切れてタスクが未完了になった
症状: 長時間のタスクを頼んでいたら、途中で接続が切れて中途半端な状態になった。
対処法: 大きなタスクは「まず○○だけやって」と小さく分割して依頼しましょう。各ステップが完了したら次を依頼する形が、確実で安全です。
失敗④ 同じ質問を繰り返してしまう
症状: 毎回同じ背景説明やルールをプロンプトに書かなければならず、面倒。
対処法: よく使う指示・背景・ルールは CLAUDE.md というファイルに書いておきましょう。このファイルをプロジェクトフォルダに置いておくと、毎回読み込まれて毎回書かなくて済みます。
プロ級の活用テクニック:CLAUDE.md を使いこなす
Claude Code をもっと効率的に使うには、CLAUDE.md ファイルを活用するのがおすすめです。
CLAUDE.md とは、Claude Code が起動時に自動で読み込む「指示書」のようなファイルです。ここに毎回共通で伝えたいことを書いておくと、毎回プロンプトに書く手間が省けます。
書いておくと便利な内容の例を紹介します。
プロジェクトの概要
「このフォルダはオウンドメディア「ゆけブログ」の運用フォルダです。記事作成・WordPress投稿・分析に使います。」
ファイル命名規則
「記事ファイルは「YYYYMMDD_キーワード.md」という命名規則で保存してください。」
文体・トーンのルール
「記事の文体は「です・ます調」で、読者は非エンジニアの30〜40代ビジネスパーソンを想定してください。」
禁止事項
「テーブル形式(HTMLのtableタグ)は使わないでください。代わりに箇条書きを使ってください。」
一度 CLAUDE.md を整備しておくと、毎回の指示が劇的にシンプルになります。
FAQ:Claude Code の使い方に関するよくある質問
Q1. プログラミング知識がなくても Claude Code は使えますか?
はい、使えます。Claude Code への指示は日本語の自然な文章で行います。「このファイルを整理して」「このデータを集計して」といった日常的な言葉で指示できます。ただし、指示が具体的であるほど精度が上がるため、「何をどうしてほしいか」をなるべく詳しく書く習慣をつけることをおすすめします。
Q2. Claude Code でできることに限界はありますか?
あります。Claude Code は現在のコンピュータ上のファイル操作・コード実行・Web 検索などを得意としますが、リアルタイムの外部サービス操作(SNSの自動投稿など)や、AIが学習していない非常に専門的なニッチ分野の作業は精度が落ちることがあります。また、インターネット上での実際の操作(ブラウザの自動操作など)には別ツールが必要です。
Q3. 同じプロンプトを使っても結果が毎回違うのはなぜですか?
AI は生成のたびに若干異なる出力をする性質があります。完全に同じ結果が必要な場合は、プロンプトに「必ずこの形式で出力してください」と形式を厳密に指定することで安定性が上がります。
Q4. Claude Code で作ったコードは安全ですか?
Claude Code が生成したコードには誤りが含まれる場合があります。特にファイル削除・上書きを伴うコードは、実行前に内容を確認することを強くおすすめします。「実行前にコードの内容と動作を説明してください」と指示しておくと安全です。
Q5. 日本語で指示しても、出力が英語になることがあります。
「出力はすべて日本語にしてください」と明示的に指定するか、CLAUDE.md に「すべての出力は日本語で行うこと」と書いておくと解消されます。
Q6. Claude Code とClaude(ウェブ版)は何が違いますか?
ウェブ版の Claude(claude.ai)は会話形式でテキストをやりとりするツールです。Claude Code はローカルのファイルを直接操作し、コマンドを実行できるターミナルツールです。「実際に手を動かして作業を完結させる」のが Claude Code の強みです。
Q7. 複数のファイルを同時に処理させることはできますか?
はい、できます。「このフォルダにある .txt ファイルをすべて読み込んで」と指示すれば、フォルダ内の複数ファイルをまとめて処理します。ただし、ファイル数が非常に多い場合や、1つひとつのファイルが非常に大きい場合は処理が重くなることがあります。
まとめ:Claude Code を使いこなすポイント
この記事で紹介した内容をまとめます。
Claude Code を上手に使う5つのコツ
- 指示は「何を・どのように・どんな形式で」を具体的に書く
- 大きなタスクは小さく分けて段階的に依頼する
- 重要ファイルは「バックアップを先に作って」と必ず伝える
- よく使う指示・ルールは CLAUDE.md に書いておく
- エラーが出たら「原因を教えて、修正して」と続ける
この記事のプロンプト10選をおさらい
- ビジネスメールの文章整形
- CSV データの集計・整形
- ブログ記事の下書き作成
- PDF・テキストの要約
- SNS 投稿文の一括作成
- ファイルの一括リネーム
- 週次レポートの自動作成
- WordPress への自動投稿
- 競合調査レポート作成
- タスク管理スクリプトの作成
Claude Code は、使い方を知れば知るほど活用の幅が広がるツールです。今日紹介したプロンプトをそのままコピペして試してみて、少しずつ自分流にカスタマイズしていきましょう。
まだ使ったことがない方は、まず Proプラン(月額約3,000円)に加入して、この記事のプロンプトをそのまま試してみることからスタートしてみてください。
※本記事の内容は2026年4月時点の情報をもとにしています。Claude Code の仕様・機能は随時アップデートされているため、最新情報は Anthropic 公式サイトおよび公式ドキュメントをご確認ください。【要確認:最新機能は公式ドキュメント参照を推奨】