Claude Codeをインストールしたはいいけど、何から始めればいいかわからない——これは多くの人が感じる最初の壁です。
この記事は、その壁を越えるための2週間プログラムです。1日目から14日目まで「その日やること」を具体的に書きました。全部やれなくても、ロードマップとして参考にしてください。
なぜ「2週間」なのか
Claude Codeに慣れるには、インプット(使い方を知る)よりアウトプット(実際に使う)の積み上げが大切です。2週間毎日使えば、「なんとなく動かせる」から「自分の仕事に組み込める」状態になれます。
1週間目は基本操作と「動かしてみる」体験。2週間目は自分の仕事に当てはめる練習です。
1週間目:まず動かすことだけ考える
1日目:環境を整えて、最初の会話をする
今日のゴール:Claude Codeを起動して、日本語で会話できる状態にする。
やること:インストールが終わっていればターミナルを開いてclaudeと入力します。「こんにちは」と打って返事が来ればOKです。次に「あなたは何ができますか?日本語で教えてください」と聞いてみましょう。
焦らなくていいです。今日は起動と会話の確認だけで十分です。
2日目:実際のファイルを渡してみる
今日のゴール:手元にあるファイルをClaude Codeに読み込ませる体験をする。
やること:今日使ったExcelファイル・テキストファイル・PDFなど、何でもいいのでファイルがあるディレクトリでClaude Codeを起動します。「このフォルダに何がありますか?」と聞いてみましょう。ファイル一覧を答えてくれたら、「(ファイル名)を読み込んで内容を教えてください」と指示してみます。
3日目:エラーを解決する体験をする
今日のゴール:エラーメッセージをClaude Codeに渡して解決策をもらう体験をする。
やること:過去に解決できなかったエラーメッセージ、または最近見たエラーログをClaude Codeに貼り付けてみましょう。「このエラーの原因と解決方法を教えてください」と聞きます。
解決策が出てきたら、その通りに試してみてください。うまくいかなくても「試したけどうまくいきませんでした。別の方法はありますか?」と続けて聞けます。
4日目:文章を作ってもらう体験をする
今日のゴール:仕事で使う文書の下書きを作ってもらう体験をする。
やること:今週書いたメール・提案書・報告書のうち、一番時間がかかったものと同じ種類の文書を依頼してみます。「〇〇に向けて、△△の内容で、丁寧なトーンのメールを書いてください」という形で指示してみましょう。
出てきたものが完璧でなくても問題ありません。「もう少し短く」「この部分をもっと具体的に」という追加指示を試してみることが今日のゴールです。
5日目:/clearと/compactを試す
今日のゴール:セッション管理の基本を覚える。
やること:今日のセッションで少し長め(30分以上)作業をしてから、/compactと入力してみましょう。会話が要約されてコンパクトになります。作業が一区切りついたら/clearで全リセットして、新しいトピックで始めてみます。
「/clearと/compactの違いは何ですか?」とClaude Code自身に聞いてみるのもいい練習です。
6日目:CLAUDE.mdを作ってみる
今日のゴール:よく使うプロジェクトフォルダにCLAUDE.mdを作る。
やること:一番よく作業するフォルダに移動して、CLAUDE.mdというファイルを作ります。中に書く内容は「このプロジェクトについて:〇〇」「私のことについて:フリーランスで〇〇をしています」「よく使う指示:△△をするときは□□の形式で」など、自由に書いてOKです。
書いたらClaude Codeを起動して「CLAUDE.mdに何が書いてありますか?」と聞いてみましょう。内容を読み取っていれば設定完了です。
7日目:1週間の振り返り
今日のゴール:使い方の手応えを整理する。
やること:今週試したことの中で「これは使えた」「これは難しかった」を箇条書きでClaude Codeに渡して「これを整理して、来週試すべきことを提案してください」と依頼してみましょう。
自分の状況をClaude Codeに説明して提案をもらう体験も、使い方のうちです。
2週間目:自分の仕事に組み込む
8日目:最も時間がかかっている定型作業を一つ選ぶ
今日のゴール:自動化・効率化の対象を一つ決める。
やること:毎週・毎月繰り返している作業の中で「一番面倒だ」と感じるものを一つだけ選びます。選んだら「この作業をClaude Codeで効率化したい。作業の内容はこう。どう進めればいいか提案して」と聞いてみましょう。
9〜10日目:選んだ作業をClaude Codeと一緒にやってみる
今日のゴール:実際の業務でClaude Codeを使ってみる。
やること:8日目に選んだ作業を、Claude Codeと対話しながら進めます。最初はうまくいかなくても構いません。どう指示すれば意図が伝わるかを試行錯誤することが練習です。
11日目:指示の型を記録する
今日のゴール:うまくいった指示のパターンをメモしておく。
やること:9〜10日目で「この言い方が効いた」という指示があれば、テキストファイルやNotionにメモしておきます。これが将来の「プロンプト集」になります。
12〜13日目:別の作業にも応用してみる
やること:8日目に選んだ作業以外にも、Claude Codeを試してみる場面を一つ増やします。メール作成・データ整理・調査まとめなど、何でもOKです。
14日目:2週間の成果を整理する
今日のゴール:使い続けるかどうかを自分の言葉で評価する。
やること:「Claude Codeを2週間使って変わったこと・感じたこと・続けたいこと・やめたいことを整理して」とClaude Codeに今の状況を話して整理してもらいましょう。
この2週間で「自分の仕事に使えるか」という問いに、自分なりの答えが出ているはずです。
2週間を終えた後
2週間プログラムが終わった後は、「続ける理由」と「やめる理由」が両方見えてきているはずです。
「使えた」と感じた人は、CLAUDE.mdをもっと充実させること・うまくいった指示の型を増やすことを次の目標にしてください。
「まだよくわからない」という人は、使い方を変えてみることを試してください。自分の仕事との当てはめ方が合っていないだけで、ツール自体が合わないわけではないケースが多いです。
2週間かけてClaude Codeと向き合ったことは、必ず何かを残してくれます。