「ChatGPT PlusとProのできることの違い」料金、機能、使い勝手を徹底比較

ai8のサムネイル

OpenAIのChatGPTは無料プランだけでなく、月額制の「ChatGPT Plus」や「ChatGPT Pro」といった有料プランも登場し、それぞれの利用者に合わせたサービスを提供しています。

「PlusとProって何が違うの?」「料金以外に差はあるの?」と感じる人も多いのではないでしょうか。この記事ではそれぞれのプランの違いをわかりやすく解説し、どちらを選べばいいかの判断材料を提供します。

それぞれのプランの概要

無料プラン(Free)

  • 料金: 無料
  • 使えるモデル: GPT-3.5
  • 利用制限: 混雑時にアクセス制限あり
  • 機能制限: 一部の新機能は使えない

無料でも強力なGPT-3.5を利用できますが、最新の機能や高性能モデルにはアクセスできません。

ChatGPT Plus

  • 料金: 月額20ドル(日本円で約3,000円前後)
  • 使えるモデル: GPT-4(実際はGPT-4-turbo)
  • 優先アクセス: 混雑時もスムーズに利用可能
  • レスポンス速度: GPT-3.5より速い
  • 追加機能: 一部の実験的機能にアクセス可能(カスタムGPT、コードインタープリターなど)

「ChatGPT Plus」に加入することで話題のGPT-4を利用可能になります。GPT-3.5に比べてより高度な推論、長文処理、コード生成能力があります。

ChatGPT Pro(※正式名称はなく、企業向け・APIユーザー向けに拡張された利用権)

ここで誤解されがちなのが「Proプラン」という呼び名。OpenAI公式には「Pro」というプラン名はありません。ただし、以下のような高度な利用ができるユーザー層が存在します:

  • ChatGPT Team(チーム利用向け): 月額25ドル/ユーザー
  • ChatGPT Enterprise(法人向け): 大規模・企業向けプラン。価格は非公開。
  • OpenAI API経由での利用(開発者・企業向け): 利用量に応じて課金

これらが「Pro」と呼ばれることもありますが、実際には以下のような特徴があります。

GPT-4とGPT-4-turboの違い(PlusとProの本質的な差)

ChatGPT Plusでは「GPT-4」が使えると記載されていますが、実際はその改良版「GPT-4-turbo」が搭載されています。これは、速度とコスト効率に優れたモデルで、Pro層(企業・開発者)はこれをAPI経由で柔軟に使えます。

GPT-4-turboの特徴

  • 処理速度が速い
  • 長文入力(最大128kトークン)に対応
  • コスト効率が高い(API料金が安い)
  • 同等の知能だが処理コストが軽量

このGPT-4-turboは、ChatGPT Plusユーザーにも提供されていますが、APIユーザー(いわゆるPro層)はさらに細かく設定して使えます。

PlusとPro(API/Enterprise)の決定的な違い

項目ChatGPT PlusPro(API/Enterprise)
月額料金$20使用量によって変動 or チーム単位で課金
使用可能モデルGPT-3.5 / GPT-4-turboGPT-4-turbo、GPT-4、GPT-3.5、DALL·E、Whisperなど
モデル切替の自由度あり(GPT-3.5と4の切替)非常に柔軟(APIで全モデル指定可能)
カスタマイズ性高(カスタムGPT、設定保存)非常に高い(API連携、独自UI、セキュリティ設定)
利用目的個人利用が中心業務利用、アプリ開発、AI製品構築
利用制限1日の使用量に上限あり上限は契約による/従量課金

つまりChatGPT Plusは「個人向けに最適化された便利パッケージ」であり、Pro層は「ビジネス活用や開発を目的とした高度な利用者」と言えます。

実際にどっちを選ぶべきか?

ChatGPT Plusがおすすめな人

  • 最新のGPT-4を使ってみたい個人
  • 高精度な文章生成、プログラミング補助、資料作成が必要なユーザー
  • ChatGPTを頻繁に使っていて、無料プランの制限がストレスな人
  • 学習、研究、クリエイティブ用途(執筆、翻訳など)

Pro(APIやEnterprise)を検討すべき人

  • 自社サービスにAIを組み込みたい開発者
  • 社内でAIを本格導入したいチーム/部署
  • 複数人でアカウントを共有・管理したい
  • セキュリティ・データ管理を徹底したい企業

まとめ

ChatGPT PlusとPro(実質的にはAPI/Enterprise層)では料金体系も機能も異なります。

  • 個人ユーザーはPlusで十分以上の体験が可能
  • ビジネスや開発で本格利用するならAPIやEnterpriseを検討

また、APIやカスタムGPTを活用すればChatGPTは単なるチャットボットに留まらず、業務効率化ツールやプロダクトの中核にもなります。

今後さらに拡張が進むと予想されるChatGPT。用途と目的を見極めて自分に最適なプランを選びましょう。

他にもクリエイターの収入アップ方法も紹介しているので、自分の給与に違和感がある方は覗いていってみてください。

最新記事
  • カテゴリー
  • 月別
  • Twitter

    ココナラでデザインを依頼する

    7000本の授業が見放題!社会人向けオンライン学習動画【Schoo(スクー)】

    Webデザイン業界特化のレバテック

    定額制で質問し放題【Web食いオンラインスクール】

    関連記事

    最新記事NEW

    CONTACTCONTACT CONTACTCONTACT

    お問い合わせ

    ご意見やお仕事のご依頼などは以下よりご連絡ください。

    情報入力

    内容確認

    完了

      お名前必須

      フリガナ必須

      メールアドレス必須

      お問い合わせ内容